現代のドイツを生きる中年男性で、第二次世界大戦中に迎えた青春時代、文学少年だった頃に出会ったはじめての女性ハンナのことを想い返すマイケル・ベルク。毎日の様に本を読み聞かせては体を重ねながらもある日忽…
>>続きを読む問題なのは文字を知らないことではなく、
自分を語る「言葉」がないことなのでは、
そんな思いを抱かされた。
もうひとつは、自分の現実に向き合うこと、
それができないがゆえの不幸ということ。
ハンナ…
ことによると、この1人の女と1人の少年を、僕自身の宿命として同時に生きてきたところがあり、また、この映画に惹かれる人はみな、同様の風景をどこかしら持っているのではないか。
ベルンハルト・シュリンク…
久しぶりの鑑賞。
見返す迄は、好きな映画だけれど恋愛の話という印象でした。断罪されるシーンもナチスの裁判だったのは覚えていたのだけれど、「顔のないヒトラーたち」を観た事で、それがドイツ人がドイツ人を…
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