第2次世界大戦中、日本で壮絶な地上戦となった沖縄戦。
その戦いを兵士側からではなく沖縄に住む一般人の視線から描く。
昭和19年。
サイパンが陥落し米国軍の日本攻撃が迫ってきた。
沖縄に住む住民た…
戦時中、食糧不足で、芋をふかさずそのまま食べるのもご馳走だと思っていた人々を見ると心が傷んだ。
芋を取りに行くのでさえ、命懸けで、「敵の陣地に近づく、トラップがある」というのにも関わらず行動していた…
日活が1956年に製作したアジア太平洋戦争における沖縄戦を描いた作品である。
全体的に緊張感のある良い作品で、血肉が飛び散ったりするような残酷描写はないが、そのかわり銃撃や爆撃がかなりの迫力で…
『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』と現代の明るい沖縄の映画を続けて観た後なので、戦場となった時代の沖縄の映画は辛かった。
日本本土が直接の戦場とならずに済んだのは、沖縄の兵隊さんや一般島民の人…
珍しい良い金子信雄。
ひめゆりとか大和の沖縄特攻とか、そこらへんのカテゴリーを描いた作品は多いけど、これはあくまで普通の民。
対馬丸事件も絡んだ興味深い内容。
日本軍が島民の壕を奪ったとか、集団…
1956年に制作された沖縄本土戦の映画。終戦が1945年。沖縄が返還されるのが1972年。終戦から10年は経ったが、この時期はしっかりと戦争を刻もうとする風潮が強かったのではないだろうか。1953…
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