「最後までぼやかされる」
公開当事から非常に高評価を受けている、西川監督の代表作とも言える作品。映画の最後まで弟(オダギリ)サイドから見た「真実」がぼやかされていますね。兄(香川)の心理の葛藤と、…
よく出来た兄貴と思いきや、嫉妬や劣等感がどんどん顕になっていく。兄貴を信じる気持ちや今までの家族愛が崩れて何が本当なのかわからなくなって、観てるこっちの心もゆれる。もう18年も前の映画なんですね。ピ…
>>続きを読む俳優の演技力は勿論、作品そのものの完成度が高くて、登場人物の心の揺れ動きも痛いほどにリアルだった。あとオダギリジョーって演技が抜群に上手いな、と改めて実感。
不器用な兄弟同士で、言いたい事も言えな…
及第点の作品だが西川作品の中では好みではない。
演出の問題なのか感情の機微の細かい理解や感情移入がしにくい。ただ、オダギリジョーの演技には圧巻。こんなに演技上手い人だったのかと。当時彼は売れていっ…
新幹線の中で鑑賞するのにちょうど良い尺と軽さやった。
この頃のオダギリジョーは文句なしにカッコいいし色っぽい。いい加減な弟役がばっちりハマってたし、香川照之は安定の役者で、雰囲気のある良い作品。
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いつもは表面化しない兄弟間の確執や複雑な関係性みたいなテーマを、割と斬新な切り口で描いてるなという作品。
脚本的に完全に理解するのは難しいところはあったし(文学的な雰囲気もあるので)、事実関係などす…
(C)2006『ゆれる』製作委員会