素晴らしい薄幸女優、カティ・オウティネン。
カウリスマキのミューズ。
タイトルには「少女」とあっても、少女らしさのカケラもない、退屈に繰り返される毎日に疲れた女。
こんな女はカティ・オウティネンしか…
昨日に続きアキ監督の「マッチ工場」の少女。2本目にして彼の映画スタイルがわかってきた気がする。
今回の題材は「復讐」なのだろうか、不幸な生活を虐げられる女性がある男性に恋をして更に堕ちてい非道な行為…
全体通してだいぶ好みでした。
女の子、の始まりは大体共通してこんなもんだと思う。家族の目盗んでオシャレして男に出会って私も一人前に、みたいな。
ただ「産む、産まない系」は男の人コメントし辛いだろうな…
不幸でハイになった北欧少女の悲しいタンゴ。青のセーターとベージュのコートのボタンが可愛い。
1989から1990のアキカウリスマキを3作続けて見たが、どれも簡潔で綺麗だ。独特だ。
スジ《物静かな…
台詞での感情表現を限りなく排除したミニマルな構成。背景や音楽から登場人物の世界観を想像しなければならない、いい意味で不親切な映画。
主人公の復讐を淡々と描いていく終盤は、いかにもアキ・カウリスマキ…
Villealfa OY