湿潤にざらついた手触りとでも言おうか、主演したのがマルチェロ・マストロヤンニということもあり、次作となる『8 1/2』(Otto e mezzo)の前奏曲(prelude)といった風情が、濃密に立ち…
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ゴシップ記者のマルチェロは、作家になるという夢を燻らせながら、恋人のエンマと暮らしつつ富豪の娘マッダレーナやハリウッドから来た女優のシルヴィアとも遊ぶ放蕩生活を謳歌していた。ある時、友人のスタイナ…
最初に見たのは中学生の時、ちょうどフェリーニが亡くなり、追悼でケーブルテレビの映画チャンネルで放送されていた。淀川長治さんの解説があって、「ヘリコプターでキリスト像が吊るされてるんですね、これ、すご…
>>続きを読む好きにならなきゃいけないていう謎の圧vs説明ほぼゼロの構成かつ約3時間ていう長尺にひたすら耐えなきゃ の葛藤してた笑
終始華やかなパーティーが映し出されるんだけど、どこかその煌びやかさの裏にある虚…
個人的には今二つ・・・
若い頃まさにバブル・・・朝までドンちゃん騒ぎしてたけどこんなにまで大人のセレブではなかった(~o~)
目の前を楽しみ、学校にも行かず遊び過ぎて後悔したことを思い出した。…
原題:La dolce vita(イタリア語で甘い人生)
フェデリコフェリーニ監督の代表作の一つということで鑑賞。
ストーリーがしっかり練られているわけでも説明がなされるわけでもない、ただ195…
このレビューはネタバレを含みます
信じられない銅像をヘリで運ぶOP
イタリア人からみたアメリカへの視線
ひたすら登る塔の階段、アパートの階段
群舞と大型ロケ
噴水で止まる時間
その後のビンタ
パパラッチ、見る見られる
コインゲーム
…
このレビューはネタバレを含みます
見ていてなんかワクワクするし、車での喧嘩のシーンは笑っちゃうし、最後の河口のシーンにメッセージが強く表れていて面白かった
今まで観たフェリーニの作品の中でも1番後期だから映像がだいぶ洗練されていた…
空を飛ぶキリスト像から物語は始まる。
自分だけではないと思うが、最後に挿入された(無くてもいいような)、釣り上げられた巨大なエイ、それから少女とのやり取りの場面がとても印象に残った。途中の「天使の絵…