「何とか・・見逃しちゃくんねぇか、
お前とは、長ぇ付き合いじゃねえか・・・・
ガキがいるんでぇ、何とかなんねぇか」
スター池部良と這い上がりの小池朝雄が同じ台詞を言う、小市民親分 小池朝雄にピッタリ…
健さんがトーストにイチゴジャムを付けて食べながら大瓶の牛乳を飲んでいる冒頭のシーンが好きすぎる。
それと邦衛さんが喋っているのを、なんだかんだ初めて観た。
すごく味のある俳優さんだなぁと思って、違う…
ひさびさに見たけどやっぱり高倉健は渋い 現役のヤクザ役は大体これが最後くらいだとおもうけど、これはその手の映画というよりは本来の"任侠"という言葉をそのまま大衆向けにしたような感じもあり、とはいえこ…
>>続きを読む再鑑賞だが、全く憶えてなかった。
ベタなストーリー、ベタな音楽なれど、稀有な俳優"高倉健"を最も活かした映画のひとつだと思った。
任侠を美化せずに、なんとも不条理な世界として描き、そこに生きざるを得…
映画評論家の町山智浩さんによると、アイドル映画の目的は「アイドルを輝かせること」(注1)。だとしたらこれはもう、高倉健のための究極のアイドル映画です。
それを言えば終わりなのですが、全てが高倉健を輝…
高倉健✕降旗康男監督の作品は「鉄道員」が一番好きでしたが、越したかもしれません‥。
「幸福の黄色いハンカチ」の高倉健と重なります。結局は暴力しかなくて上手く生きていけない人間の末路。しかしこの時代…
高倉健じゃないと成り立たない渋さと切なさと物哀しさと。
そして脇を固める名優達の演技とクロード・チアリの音楽によって醸し出されたフィルムノワールっぽい雰囲気がグッとくる。
全ての登場人物に説得力ある…
No.4016
『トーストにジャム塗ってるだけで人の心を震わせられる役者が、他にいるだろうか・・・』
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最高。これぞ邦画。
高倉健をはじめとする、…
このレビューはネタバレを含みます
興行成績は良くなかったそうだが、哀愁ただよう傑作。
やくざとあしながおじさんを掛け合わせた倉本聰の脚本は最高やし、クロード・チアリの音楽も素晴らしい。
渡世の仁義に、他ならぬ高倉健が引導を渡した作…
高倉健、最後のヤクザ映画がクランクインした場所は、鳥取砂丘の海辺でした。
絵、手にかけた男の忘れ形見ー
手弱女な世界に魅かれる度に、男たちは元の世界に引き戻されます。
ヨーロッパ人に受けるやくざ映…