サイコ殺人鬼の映画としては自分がみた中では一番古いかも。
50年代の映画ということもあってか結構ラストにかけてスピリチュアルなキリスト教色強い終わり方をしたものの、
LOVEとHATEを両手に刻ん…
子供は素直で我慢強い。
【感想】
怪作。
絵本のような映像美で描かれる残酷でスリリングな描写に目を奪われる。所々差し込まれる空撮や水中に漂う死体、アリ・アスター監督の諸策を彷彿とする夜の屋根裏部屋…
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少年が母親を殺した殺人鬼を庇おうとしたシーンに震えた。
やや異色のフィルムノワールという感じで、公開当時は評価も興行成績もよくなかったとか。トリュフォーなどによって発見され評価されたそう…
俳優のチャールズ・ロートン(「情婦」の老弁護士役で有名)が唯一監督した作品
右手にLOVE、左手にHATEの刺青を入れたサイコパス伝道師ハリー・パウエルをロバート・ミッチャムが怪演
兄妹のジョン…
ハリーの右手と左手のように、人間の精神世界では常に愛と憎悪がせめぎ合う。憎悪の化身としてのハリーと、その対極にいるクーパー。そしてその間で揺れる民衆たち。死刑執行人は冒頭とは打って変わって「喜んで」…
>>続きを読む幼い兄妹がボートで川を下る夜の描写が幻想的。月や様々な動物を入れ込んだ映像も印象深い。母親の再婚相手、二人の父親に成りすました狡猾な連続殺人犯をミッチャムさんは好演。以前の出演作からすれば新境地なの…
>>続きを読む狩人の夜
オリヴェイラ、アニキ・ボボの正統な続編(ほぼ同じ幼女が出演している)にして、同年1955年『奇跡』と張れるやばすぎる傑作映画。
ミッチャムは帰らざる河の次の年だが、この映画は奇跡的に異様だ…