ボクシングの元チャンピオン、アンディ(ウォーレス・ビアリー)は息子のディンク(ジャッキー・クーパー)と暮らしていたが、酒と博打に溺れる毎日だった。ある日、富豪と暮らしていた母親と再会し、彼女からディ…
>>続きを読むうらぶれた元ボクサーと息子のやり取りは終始コミカルだし絆も深いけれど、だからこそまともな職にもつけずその日暮らしのアウトローのような生活を送らざるを得ない二人の暮らしにやるせなさを覚えてしまう。この…
>>続きを読む真のチャンピオンは誰か
Ⅰ キング・ヴィダー『チャンプ』から、小津安二郎『出来ごころ』へ
1 父子家庭という設定
小津安二郎『出来ごころ』(1933)が、1931年のキング・ヴィダーの『チ…
落ちぶれたアル中子連れボクサーが息子のために今一度奮起するが頑張りすぎて死ぬので息子が悲しむ。馬が出てきて走るのでとにかくいいが、肝心のボクシングはあまり感心しなかった。登場人物を追跡するカメラの奥…
>>続きを読むこの作品は、リッキー・シュローダー坊やが熱演した、
’79年のリメイク版で大泣きしましたが、今回は、そのオリジナル版。
酒好き、博打好きの父親を、
『チャンプ』と呼んで尊敬する子供の構図は、
リメ…
このレビューはネタバレを含みます
元ボクシング世界チャンピオンだが、落ちぶれて酒とギャンブルにハマっているチャンプ。しかしそんなダメ父を慕って貧乏ながらも優しく素直に育つディック。そんな可愛い息子がいるのに大事なところで酒に酔い、せ…
>>続きを読むチャンプ(1931年の映画)
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1979年のリメイクについては、チャンプ (1979年の映画)を参照してください。そ…
ウォーレス・ビアリーのためにあるようなキャラクターと煤けた裏町、この男が父としての誇りを見せるクライマックスなど全てにおいてリメイクに勝っている。この二人コンビに目をつけたハリウッドは後に色々撮って…
>>続きを読む小津安二郎の傑作「出来ごころ」はこの作品に影響を受けて作られたらしいが、自分の好みとしては「出来ごころ」の方がずっと好きだし、優れていると思う。
コメディタッチで描かれる親子愛や息子がリーダー的存…