このレビューはネタバレを含みます
ルゴシは精神分析医の悪夢探偵。列車で新婚のミステリー作家夫婦としりあうが。その嫁に倒錯した悪夢事件のにおいをかぎとる。とこんなかんじのノワールなでだし。が本作フィルムノワール未分化黎明期の作品なので…
>>続きを読む“ゲームをしよう、死のゲームだ”
黒猫が通る。明日を占い、あなたを疑い。いつからか壊れた均衡は、もう、戻ることなく地下で永遠に眠るだけ。
“無数の死者や負傷者が渓谷を埋め尽くし、谷底の小川は血で…
短編ホラー撮らせたらウルマーの右に出る者おらん面白さ!黒猫はあんまり関係ないし原作無視した構成で(推測)、カット割、美術セット、魅せ方、テンポ完璧。それに加えてボリスカーロフとベラルゴシの怪奇役者が…
>>続きを読む1934年作とは思えない洗練具合。エドガー・アラン・ポーの原作とはかなり筋書きも違うようだが、映画の空気感は実にそれらしいと思う。バウハウス風のセットが近代的で魅力的。結局無難に悪魔崇拝で締めくくっ…
>>続きを読む再見。やっぱウルマーこそ最強のインディペンデント映画と再認識した方がいい。ド級の傑作。マジで死をこんなに雑に扱うのウルマーかゴダールくらいしか見当たらん。どの行動も意味がねぇから一見ただ雑に見えるん…
>>続きを読む©Universal Pictures