弟の事故死を招いた男に、ボクシングを教えて欲しい、と懇願される元ボクサーの男の話。主要登場人物全てに、見え隠れする孤独と影が作品全体を覆ってる。寺山修司っぽくはない印象。割と分かりやすく、ありがちな…
>>続きを読む全てのボクサーへ。
ボクシングなんて所詮貧乏人の果たし合い。
それは負けた側の理屈だ。
外でやったら暴行傷害、中でやったら英雄。
そんなものは当たり前なのだ。
なぜなら本当は外が異常なのさ。
サラ…
寺山修司節炸裂
負け犬達の話
何も持たない何も手に入れられないそれでも人生の片道切符だけを握りしめてそれぞれ戦ってるんだ
犬と娘は比喩。何なら素人ボクシング大会の中年親父も比喩。戻る場所は無い。進む…