眠狂四郎シリーズ第11作。残酷、猟奇、エログロ色が強く作品に反映されていて、紫姫を演じた緑魔子の狂気が作品を支配している。市川雷蔵の体調不良が眠狂四郎の艶を消し、緑魔子の妖気漂う怪演が際立つ異色作に…
>>続きを読む 江戸への道すがら、母親の墓参をした狂四郎。久しぶりに訪れた村は将軍の落とし種の兄妹の悪政で荒れ果てていた。人を人とも思わぬ悪逆非道の兄妹に、狂四郎の無双正宗が唸りを上げる…というお話。
緑魔子を…
初めて観る市川雷蔵の眠狂四郎シリーズ。にして、シリーズ最狂との噂の「人肌蜘蛛」というチョイス。(映画飲みで「これはみとけ」と言われたからさ…)
狂ってた…
血祭り・火あぶり・磔・獄門・近親相姦・放…
今思うと信じ難い事に昔は日曜の夕方とかに平気で放送してた。
そしてコレを見た子供達にトラウマを撒き散らしたと思う。
市川雷蔵の『眠狂四郎』末期の作品。
領民を苦しめる地方の領主である徳川家斉の傍腹の…