田舎から東京の子供たちに会いに来た老夫婦を軸に家族愛を描いたヒューマンドラマ。
昭和28年度文化庁芸術祭参加作品。
小津安二郎が監督と脚本を務め、笠智衆が主演、東山千栄子、山村聡、三宅邦子、杉村春…
景色の美しさと人間の姿。詩的に現実を描いたような映画。
親を大事にしきれない気持ちは多少理解できるので心苦しかった。それにしても薄情がすぎるとは思うけども。
一方で両親側の心情と優しさもなんとも言え…
親孝行したい時に親はなし。分かってはいても邪険にしてしまうことはあると思うし、私自身もそこまで良い娘ではなかったと思うので胸が痛かった。孝行息子の夫はひたすら「お父さんお母さん可哀想……」と言ってい…
>>続きを読む安二郎2作目、この監督やっぱ好きかも
今作だいぶしんどめだった。
観る人の感想結構分かれる気がした
『人は大人になると自分の生活が一番大事になって、親への情が薄れるものよ』みたいな未亡人が実家居座…
広島・尾道から20年ぶりに東京へやってきた老夫婦。
しかし息子や娘たちはそれぞれの生活に精一杯でまともに取り合おうとしない。
そんな中で唯一夫婦に対して良く接してくれたのは、戦死した次男の未亡人であ…
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