東京をあえて映さない。ひたすらにボカす。東京じゃなくても成り立つくらいに。記号としての東京だけを写しているのではなく、ボカしているそう感じた。襖やらなにやらを左右(あるときには片方)において、下から…
>>続きを読む「わーたしら、ええほうでさ」問題(領域の無計画開発(熱海)と戦前と地続きの犠牲強要型放漫経済(ゆえに慰安旅行で騒ぐ))もさることながら、木庭顕ー金子敬明のラインが描出する相続の問題、さらには血縁の問…
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24-45
世界的名作!
2012年に英国映画協会の映画雑誌『Sight&Sound』が発表した史上最高の映画ベストテン(英語版)の映画監督が選ぶランキングで第1位となった名作中の名作とされる映画…
この映画を初めて観たのは自分が粋がってた19そこそこの時で、退屈だなと感じた。
実家に暮らして、大学生をしていた自分。
弟は高校生で家族なんているのは当たり前だった。
16年の時が経ち、気がつけば…
おじいちゃんとおばあちゃんの寂しそうな表情に胸が苦しくなる…。
邪険にする実の子供たちと対照的に温かく接する義理の娘さんの対比もあり、親愛とは血の繋がりだけでは無いと感じられる。
たが子供たちにも生…
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繋ぎの場面がなくて、どこで止めても絵になるだろうなとおもった
喪服をもっていく実子の白状なまでの遠慮のなさに対して、「ええ人」の紀子さん
紀子さん宅にお母さんが泊まったときの2人の会話が良かった
…
人は成長するほど家族という枠組みから離れて自分の生活を優先していくようになるという、避けられない人間の性分を実感した。両親のことが大切ではないわけではないけれど、家族以外の居場所ができ、蔑ろにしてし…
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