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世界の小津安二郎監が手がけた、淡々と心に染み入る不朽の名作。
熱海のあたりから次第に引き込まれ、「小津調」を存分に堪能できました。
ヴィム・ヴェンダース監督つながりで、今回が初めての、小津作品鑑賞…
親と過ごす時間を大切にしたいと思わせてくれる映画やった。無性に実家に帰りたくなった。
河川敷のシーンでおじいちゃんおばあちゃんを思い出したし、孫が自分に見えた。
こんなに大きくなった姿を、おじいち…
絶滅危惧種である35mmフィルムで鑑賞。スクリーンに映る埃や雑音がこの映画の良さに磨きをかけてくれました。
恐れながら、この映画は初見だったのですが、「家族」がテーマになっており、今の時代にも通じる…
せつねー
杉村春子みたいな、憎たらしいおばさんいるよねー
老いた両親を疎ましく思ってしまう。他人には親切にできるが、身内には難しい。姥捨山的感覚は普遍的なテーマだ。
欲望には際限がない。他者と…
小津映画を追い続けても、まだ不思議に思える非日常的な会話のスローテンポ。表情さえもスローモーションで、こちらが考えることが多くなり、普段より多くの思念や言葉を登場人物に当てる。
これが尾道や東京下町…
「あんたにゃ、今まで苦労のさせ通しで、このままじゃあ私はすまん、すまん思うて。」
「いいの。お母様。私勝手にこうしてますの。」
「でもあんた、それじゃああんまりのう。」
「いいえ、いいんですの…
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