シアター・イン・トランスの作品情報・感想・評価

シアター・イン・トランス1981年製作の映画)

Theater in Trance

製作国:

上映時間:91分

3.7

「シアター・イン・トランス」に投稿された感想・評価

81年ケルン舞台芸術祭とアルトー『演劇とその分身』の朗読。60〜70年代に隆盛を見せた、現実へ手を伸ばすニュージャーマンシネマの断末魔のような映画、とのこと。言葉の節々と切っては繋げられた映像との合成。ブレヒトの「演劇化した政治、政治化した演劇」と似た点を感じられる試みはわかるがあんまりハマれず。
丘

丘の感想・評価

-
分からなかったけど音楽が好きだった。宇宙間なんとか委員会で三島由紀夫が出てくる。
まつこ

まつこの感想・評価

3.3
言葉のひとつひとつが彼の作品を現しているようだった。

ファスビンダー唯一のドキュメンタリー作品。1981年 ケルン国際演劇祭の記録映像に彼の朗読が加わる。

センシティブでアナーキーでアバンギャルド。彼の好きなものが画から伝わる。

文化と政治に込められた思いが言葉を超えて感覚として迫ってくる。正直、100%理解したとは言えないけれど狂乱の中にある冷たい情熱が私には伝わった気がした。
ファスビンダーが
亡くなる1年前に撮った
テレビドキュメンタリー。

1981年にケルンで催された
15日間に及ぶ世界演劇祭に
参加した100余の
団体の中から13講演を
ファスビンダーの好みで
セレクト…したんだと思われる。
(プラス レセプション映像1)

コンテンポラリー的なもの
もっといえばグロ前衛的な作品に
偏り気味というのが
物凄く彼らしいというか

古典戯曲を選ばないのは
まぁなんか分かるよねーとか思ったり。

言葉少ない舞台映像に
平行させて流れるのは、
フランスの詩人であり俳優である
アントナン・アルトーの演劇論の…
抜粋…の、朗読。(らしい)

前衛舞台にアルトーへの想いを
コラージュさせているような仕上がり。
故にドキュメンタリー感が薄く、

台詞を大事にするファスビンダーの
肉体表現に対する新しい試み…
なのかと思っちゃった感じ。

ファスビンダーの映画は
滅茶苦茶だと思うけれど(褒めてる)
ドキュメンタリーもまた
ドキュメンタリーとは何ぞや
と考えさせられる作品でした。むーん。
冒頭のクラフトワークが良すぎる。
本編は正直面白くない(素材が少ないのかもしれない)。
部分的には、やっぱりピナ・バウシュのパートが良かったな。あと、ケツ舐め合う謎のパフォーマンス。
ほしの

ほしのの感想・評価

4.5
悪夢っぽくて、でも、そんなにしんどくなくて楽しい。これは定期的に観たいなー、そんなことが可能なんだろうか。芸術をもう一度肯定したくなる。
2016.9.24@アテネ・フランセ文化センター
《ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー映画祭2016 第一部》
moku

mokuの感想・評価

3.8
'81 ケルンでの舞台芸術祭を追ったファスビンダー唯一のドキュメンタリー作品。
面白かったなぁ。
ジェローム・サヴァリや、タキシードムーンのウィンストン・トンとブルース・ゲドゥルディグ、笈田ヨシのパフォーマンスなどの貴重映像にとても興味深く観た。
でもやはりピナの「コンタクト・ホーフ」が圧巻でしたね。
演劇&ダンスがお好きな人の方がより楽しめるかも。
ケルンで催された現代演劇フェスを記録したファスビンダー唯一のドキュメンタリー作品。
ダイジェストの感は拭えないけれど、色々な変てこパフォーマンス見れて結構楽しかった。
トークショーで中原昌也は「寝た」っつってたけど 笑

ピナ・バウシュ率いるヴッパタール舞踊団はやっぱ凄かったんだけど、個人的に気に入ったのは前半出てきた障害者が混じってるグループ。
盲目らしき女性が自転車に乗るのを隣で男が介助してるんだけど、ぐるぐるとゆっくり何周かした後、男は離れて女性だけでスイスイ自転車こいで行くの。
ヤラシイと思う人もいるんだろうけど僕は感動しました。美しかった。
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
クラフトワーク×給仕さんのオープニングなんかB-BOYっぽいと思ったけど、本編も限られたネタからグルーヴ出しててヒップホップ感あった。
自分の知ってるものに無理矢理こじつけるの良くないと思うけど、アルトーさんの文章を自分の言葉として切り出してる感じとか。
エロっちい布を身につけた女性とスーツ男のやつが凄いかっこいいと思ったけどあれがコンタクトホーフていうやつか...。そのあとのSFっぽいのも良さそう。
>|