「大菩薩峠」に続いて、また観てしまった暗い雷蔵映画である。よく見ると、テニスの錦織圭に似ているな、と、ふと思った。
小学生のころ、朝礼の台に上がった先生が、突如歌い始めた。「粋な黒塀 見越しの松に…
全てが色っぽい。
女に振り回されて散々な与三郎の悲劇なんだけど、世話物のベタベタ感満載。好みだと思うからこれはこれで素敵だと思う。
同じ伊藤大輔の弁天小僧の方がラストはしみじみ悲劇的で印象深い。あれ…
戦前,時代劇映画という言葉を創り,興行主-製作者という上位下位の制作スタイルを逆転させ,日本の娯楽映画の世界に作家性の萌芽のきっかけを与えた希代の映画作家伊藤大輔。サイレント映画全盛期にキャリアの頂…
>>続きを読む