ミスター・グッドバーを探しての作品情報・感想・評価

「ミスター・グッドバーを探して」に投稿された感想・評価

ys

ysの感想・評価

3.5
探す映画を観て思い出した探す映画。
昔鑑賞。
リチャードブルックス作品。
ダイアンキートン、アニーホール🎬と同年。
相当若いリチャードギア。
雰囲気はタクシードライバー🎬に近い。
衝撃ラスト。

このレビューはネタバレを含みます

知る人ぞ知る鬱映画のマスターピース。
ずっと気にはなっていたものの国内ではVHSしかソフト化されていないということで観る機会が無かったがなんとか。

一人の真面目な仕事人女性の転落...という筋立てだけあって、序盤は元々の彼女の貞淑な生活ぶりを丹念に描くのかと思いきや、既にのっけから不穏な様相で、大学教授と不倫の逢瀬を重ね、飽きられて呆気なく破局する。

主人公は実家住まいながら、厳格な父親との喧嘩が絶えず、仕事は養護学校の教員で生徒は純真無垢な子たちながら気苦労は絶えず、彼女の内奥の抑圧された只ならぬ潜在的抑圧をダイアン=キートンがオーラで示している。

そして彼女の姉の、酒にセックスにドラッグに、という退廃的生活をひょんなことから目にし、唖然とするもののその衝撃を忘れられない。
陶然とした渇いた瞳で自慰に耽るカットはなかなかにゾッとする。

そこからはひたすら、夜のバーに繰り出して男を漁る日々が始まってしまうが、そのお相手で彼女にマリファナを覚えさせてしまったのがなんとかのリチャード=ギア。
若き日の彼のフィルモグラフィという意味でも一見の価値ありかも。
ただ、主人公が父親の入院の報を聞いて即座に葬式のシーンに移り、悲しむ彼女に父親の亡骸が起き上がって「ジョークだよ」とふかしたり、主人公の部屋に唐突に警察が踏み込んでマリファナ所持で逮捕され、翌朝の新聞に...といった妄想シーンが随所にあり、それが珍妙でなんともアンバランスで面を食らったりはする。

仕事関係で知り合った真面目な青年との付き合いで真人間に戻りかけるかとも思われたが、避妊具を着けようとした彼を嘲笑って傷付け、結果としてさらに男漁りが酷くなって仕事にも支障をきたしてゆく。

そしてとうとう、たまたま引っかかった男性が性的に不遇で、それをバカにしてしまったため、酔った彼の怒りを買って自室で滅多刺しにされて殺害される。
ポケモンショックもかくや、というストロボの明滅の中、断末魔の叫びをあげる彼女の青白い顔だけが闇夜に照らされ、だんだんと遠のいていって暗転し、エンドロール...トラウマ必至の絶妙に胸糞の悪いラストなり。

全編通して感じるのは、有り触れた女性のリアルな心の隙間を衝かれた悲劇であった、ということ。
先天的な身体の歪みという絶望から避妊手術まで受けている、という生まれ持った悲運はあるにせよ、我が身にも降りかかりそうな実に厭なリアリティは目をそらすことを許さない。
また何度も何度も大胆なセミヌードを披露しつつ、破滅的な運命に嵌っていく主人公を体当たりで演じるダイアン=キートンの魔力ともいうべき魅力も実に良い。

というわけで、国内でソフト化されたら恐ろしくも間違い無く手を出してしまいそうな、いわくつきの一本。
噂通り本当に恐ろしいラスト
家が汚すぎて虫が湧いてるシーンも相当強烈だった...
確か「部屋が汚いと幸せになれない」と風水か何かで言ってたと思うんだけど、マジでそうだよね

幸せになれる分岐点だってあったはずなのに、どうしてこうなった...
やはり先天性疾患や、妻子ある男性からの裏切りで、未来に希望が持てなくなっていたのかな?
どうすれば良かったっていうのも、彼女にはもはや無かったのかもしれない

なぜ唯一、自分と向き合ってくれそうなジェームズを拒んだのか
そこが一番のポイントのように思う

こういう『自分をボロボロにしながらダメになっていく人』の話って、なぜか個人的に引き込まれてしまう



ダイアンの身体の張り方も凄かったけど、若いリチャード・ギアは今のとギャップがあり、イメージが狂う

サントラがとっても良い(ジェームズ・ブラウン『SEX MACHINE』とか)んだけど、劇中の楽曲の権利が原因で、アメリカでさえ近年までDVDの発売が難しかったらしい
日本ではちょっと、再ソフト化は無理っぽそうだな〜
あとストロボがすごいシーンがあるので、てんかんを持ってる人にも鑑賞がキツそう
父親の抑圧が大元にあったためだろうが、そうでないとしても女性が安全に性の解放ができればいいのに。
テレサは自分を傷つけたくて傷つけたくてしょうがないみたいだった。自ら破滅しにいったようだった。 愛を求めてたのではなくて、抑圧を解放したかっただけなんだろうに、悲劇なのかそれともテレサは安堵したのか。
リチャードギアのイカレっぷりが怖かった。お尻が見えるパンツあれは何(笑)?
飯田橋・佳作座で鑑賞。(二本立て)

ダイアン・キートンが、昼は女性教師、夜はセックス生活という二面性を持った女性を演じる。

ラストの場面、ライトの強い点滅場面が強烈であり、目がおかしくなりそうだった。(ポケモンのポリゴン点滅放映事件よりも、かなり昔の話。)
東電OL殺人事件って、有名な未解決事件がありますね。昼は東京電力のエリート社員として働き、夜は渋谷の円山町で立ちんぼしてて、何者かに殺された、って事件。

その現場となったアパートは今も残ってて、その前を通ったとき、テレビなんかで何回か観た風景になんか不思議な気持ちになったのを覚えてます。

いまだに、映画や小説でこの事件のモチーフが使用されてることからも、当時相当な数の人たちにインパクトを与えた事件でした。ネットでこの映画を検索すると東電OLの事件との類似性を指摘している文章が出てきたりします。

この映画の主人公は昼は聾学校で働く女教師。手話で生徒たちと会話し、とっても熱心に指導しています。
ところが、夜になると豹変。夜の町で怪しげな店に出入りし、ドラッグをきめて、男を漁る。当然、複数の男とトラブルになり、危険な目にもあう。

どんどん荒んでいく彼女の生活はある日、突然の出来事により。。。

ってお話。

この映画の制作は東電OL事件より前だけれど、主人公の生活が被害者と重なるところがあるというのはうなずけます。

よく教師や医者、弁護士とかの固い職業の人は、プライベートは人格が変わる人がいるとかいうけど、昼の顔と夜の顔が違えば違うほど驚きは大きいですよね。

それと、有名なラストシーン。
前情報として、ラストが印象的、ということしか知らなかったんですが、なかなか衝撃でした。当時としてはかなり斬新な映像表現で、あの終わり方はトラウマになる人もいるだろうなぁ。

ダスティン・ホフマンの役も驚きました。チンピラみたいな役なんですが、こんなこともやってたんですね。。。

今回観たのは、昭和に放送された音源を使った吹き替え版でした。主人公の吹き替えを小柳ルミ子がやってましたが、上手い下手は置いといて、俺はわりと好きです。当時、ヌードになったりしてたので、こういうセクシーな役の吹き替えの仕事とかも需要が多かったんでしょうね。吹き替え目当てでこの映画観た人もいたんだろうなー、当時は。
トラウマになっただろうけど(笑)

昭和のタレント吹き替え、味があって いいですね(^^)

この映画と『さよならミス・ワイコフ』って映画の記憶がごっちゃになってて、今回観てみて、「なるほどこういう映画だったのか」って、確認できたのも良かったです。

今作もミスワイコフも少年時代にはエロ映画認識しかなかったんですが、大人になって観ると、感じかたが全然違いますね。当たり前ですが(笑)
otom

otomの感想・評価

4.4
久々の鑑賞。リチャード•ブルックス監督作品。妄想たくましい聖女の如き手話教師ダイアン•キートン。ハンデと抑圧された生活の反動から処女喪失。と同時に昼と夜の顔を持つ超絶ビッチへと変貌する。知らず知らず落ちて行く中で眠らない山猫•トム•ベレンジャーとのショッキングなラスト。魔が悪いと云うかなるべくしてなったと云うか。とりあえずDVD化して下さい。フリーソウルばりのサントラも良い。良作。
劇場鑑賞済み

薬とセックスに溺れ、堕ちてゆく生真面目な女教師の物語だが、当時のオイラにゎあまりにも身近な題材で衝撃を受けた覚えがある

以来
ダイアン・キートンとリチャード・ギアの大ファンになったな🎵

(#^.^#)
ryo

ryoの感想・評価

3.2
土曜か日曜の深夜枠でTVでボヤボヤ観た思い出。
ラストが鮮明で忘れられない
hiroki

hirokiの感想・評価

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ダークサイドに堕ちたアニー・ホール。リチャード・ギアがひたすらウザい。ギアのキンタマ蹴り上げる黒人青年がカンフー使いっぽくて唯一カッコいい。ウィリアム・アサートンやトム・ベレンジャーと曲者(てか狂人の役?)ばかりが主人公に寄ってくるってどうなのよ。衝撃のラストもあれ普通にブーイングじゃないのか?
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