ラルジャンの作品情報・感想・評価

『ラルジャン』に投稿された感想・評価

「私が神なら皆を許す」

たった一枚の偽札をきっかけに広がる悪意の連鎖と、ひとりの男の破滅。自分の立場を守るために他人へ責任を押しつけ、周りの不幸には目もくれず、目の前の問題さえ片づけばそれでいいと…

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ひと
5.0
簡潔なショットの連鎖が遥か彼方まで運ぶ
音が句読点
ラストは息呑む、ナゲキーヌが優勝
3.8

恐ろしく簡潔的で
恐ろしく無駄のない作品

偽札1枚から始まる
転落劇
ころころころ〜って

抗うのをやめたとき
守るものも
信じるものもなくなって
シンプルに人間になったとき

自分に必要なものだ…

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ショット、ショット、ショット!
数々の脚と手の織り成すタブローの連続。冒頭の少年二人の着こなしとヘルメットが忘れがたい。
chiri
4.3
扉、扉、扉 洗濯物干すところでかなり抽象的な世界が映っていてワオ!となったので、最後がすこし通俗的な感じはしてしまいました 遠くまで運ばれていく運動のすばらしさ
どうしてこうなった?どこなら引き返せた?
頭から離れないあの光景。

手元や足元のアップがすごく良い。
3.0
このレビューはネタバレを含みます
初めてのロベールブレッソン。
はじめはなんなんだこの映画は…
淡々と物語が進んでいく。
シンプルに怖い。
セリフも棒読みで、表情もなくて。
どんどん悪人になっていく様子が、恐ろしかった。

2Kレストア版のページでもレビューしたけど、こっちでも評価を残しておく。映画の内容についてはそっちで書いたから、ここでは余談をダラダラ書く。
急に大変失礼なことを言わせてもらうけど、ブレッソン作品の…

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出来心で少年が写真展で出した偽札がまた別の青年の手に渡り・・・


偽札ひとつで転落する誰かの人生、みたいな不条理文学的作品を想像していたけど、そんな単一的視点にとどまらず、偽札を出回らせた人、最後…

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5.0

計算された見事なカメラワークが画面外すらをも掌握する。映像が持つ意味合いが多く、セリフも音楽も必要としないほど、クローズされたショットは揺るぎないエネルギーを放つ。
画面自体に映る情報量は多くないは…

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