ラルジャンの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ラルジャン』に投稿された感想・評価

Ri

Riの感想・評価

3.7

演出を削ぎ落としすぎな気がする
なにが起きたのか分からないところがチラホラあったのでネタバレを見て理解した
自分の理解が足らないのかもしれない
でもワンシーンワンシーンが絵になる

『たぶん悪魔が』…

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コメディとは何かを教えてくれそうな映画。カウリスマキの見せないことを笑いに変える力はここから。人間の顔、実はそんなに大事じゃないな。
スルガ

スルガの感想・評価

4.0
静かなる狂気。

1人の少年が偽札を使ったことで起こる事件。

ブレッソンの遺作。説明や音楽、セリフもほとんどなく淡々と進み、淡々と終わる。小さな犯罪が蔓延る町を短くまとめたブレッソンが巧い。


音楽も作為的な演技もほぼなく徹底した引き算の世界。しかし圧倒的ダイナミズムで描かれる拝金主義。
金が全ての社会に投げ込まれた偽札。偽札の負の連鎖で善良な人間が殺人鬼になっていく過程を、人間的視点を…

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Marina

Marinaの感想・評価

4.0

極限まで削ぎ落とした、いかにも天才監督の晩年の作品って感じで痺れた…
セリフは最小限、音楽も一切なし

大事なシーンは見せないくせに、ちょっとしたシーン一つで機微を表現するのがいちいち上手すぎる、、…

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カトー

カトーの感想・評価

3.8

ロベール・ブレッソン監督の遺作であり、高名な作品。学生のちょっとした軽犯罪の影響が、周りの人間に波及し人生のを破滅させていく。ブレッソンと言えば、役者経験の無い人を出演させる演出が有名ですが、素人特…

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shuki

shukiの感想・評価

4.8

ブレッソンの映画は観客側から面白がろうとしないと面白くない感じがして苦手だったんだが、これはひたすら面白くてビックリした。目茶苦茶やっていて最高でしかない。

『HANA-BI』オープニングのデクパ…

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何で人生変わるかわからないけど、どう変えるかは自分自身かな。
描写やセリフを極力少なくして観る人に読み取らせることを主眼に置いた作品。描写の簡潔さは見事だし読み取るのも楽しいのでまた見たくなってくる。
yoyoyo

yoyoyoの感想・評価

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音によって、感情やその場に存在する暴力の気配を描いているところが多くて、そこがかっこよかった。
都会の人工物が織りなす騒音や、刑務所の閉塞的な金属音から一転して、郊外では柔らかくて、より生活的な音に…

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