真田風雲録に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『真田風雲録』に投稿された感想・評価

3.8

垂直/水平移動で出現する重力を欠いた佐助の運動感覚が最高。彼が読心術を使い、真田幸村が笑うと次のショットでは戦場にいるという大胆な省略が行き着く先は仲間が次々と討死していく様の止め絵。CGなど無くと…

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加藤泰監督作の中では異質って言われとるらしいが加藤泰じゃなかったとしてもだいぶヘンテコだと思う
しかも63年の映画だから当時としてはかなり攻めてた方なんじゃないでしょうか多分
時代劇ミュージカルって…

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oto3x3
3.5

ミッキー・カーチスがギター弾いたり、千姫があっけらかんとドレス姿で出てきたり、バカ殿秀頼があやとりしてたり、ひと言で云えばアバンギャルド、なんでもあり。
60年安保を経た、と云う背景については、考え…

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3.8

オープニングの戦場を駆け巡るドリーショットの躍動感、得意のローアングルを駆使し、全編遊び心満載な加藤泰監督のエネルギッシュな演出が冴え渡る、日本カルト映画史上に燦然と輝く怪作!「カッコよく死にてェな…

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徹底的に作り物にこだわった映画は心底好きだ。

もう、隕石の力で猿飛佐助が超能力を得たという時点でぶっ飛ぶ。

冒頭の関ヶ原の、絵巻物のような画作り
真っ黒の背景に超現実的なセット
時代劇はこんなに…

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60年安保、所謂、全共闘世代或いは団塊世代の政治的挫折を描いた加藤泰監督のミュージカル時代劇映画の秀作。大坂冬の陣の和睦までは、沢島忠風ミュージカル元気溌剌の楽しさだったが、大野治長佐藤慶とはなれ猿…

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3.5
ミュージカル風コメディ時代劇。
どこでも騒ぐパリピ十勇士は嫌いじゃない。
敗者の悲哀もそれなり。
3.5

隕石の放射能で超能力を手にした猿飛佐助。
関ヶ原の合戦から十数年、豊臣側が滅亡する大坂冬の陣・夏の陣へ。
真田幸村と合流し、真田十勇士として各々自分のために参戦する。
コメディであり、ミュージカルで…

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4.0
楽しく悲しく、そして儚い物語。
佐助VS半蔵の演出が見事すぎる。
3.4

隕石の力で超能力を授かった猿飛佐助vs徳川家の服部半蔵。
演出がトリップ感強すぎてビックリした。

戦うのは大義の為ではなく「何者か」になるためであり、豊臣側ですら「いつか全てがひっくり返る日」を待…

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