真田風雲録の作品情報・感想・評価・動画配信

「真田風雲録」に投稿された感想・評価

 作品の出来に関連して大阪のある劇場では、記録的な結果をもたらしたとの伝説もある時代活劇。役者さんは皆イキイキしてます、いや、ウキウキかもしれん😁
本作に関しては何を書いてもネタバレになりそうですが、、枠に囚われず広い心で観て下さい、としか言いようがないです😅
あまりレビュー関係も見ない方が、ある意味楽しみが増すかもしれません。

 骨太時代劇しか観るに値しない、とか、細部までじっくり検証なさる本格評論家の方々にはちょっと。。ね。
憚り

憚りの感想・評価

3.5
とにかく愉快。「言っちゃ悪いけど、捨てられたのね、あなた」
(追記)最後の空撮だっさい。
加藤泰初心者の私にとっては驚きの連続。
男と女な情熱描く監督と思っていたから、かなり明るいSFミュージカル人情時代劇にのけぞりそうになった。

でも戦の駒でしかない人間が切ないし、それでも自分の為、他人の為にやりたいことやってから死にてえなって気持ちに苦しくなるし、かと思えば、
夜中に歌い踊り、SEXし、まるで生き方がお祭り騒ぎ。
どう生きたいって言うか、どう死にたいって感じ。
馬鹿騒ぎが切なすぎ。

エミール・クストリッツァ的な雰囲気もあり、加藤泰って幅広いなーと感じた作品でした。
TaiRa

TaiRaの感想・評価

5.0
初劇場で再見。人生ベスト。ヌーヴェルヴァーグ時代劇。

隕石が落ちて来て超能力者になった猿飛佐助(中村錦之助)が仲間と出会って真田幸村と共に大坂の陣へ向かう、というSFミュージカル時代劇。なんか雰囲気は岡本喜八っぽい。戦争映画でもあるんだが暗さはない。でも悲しさはある。死に場所を求めて戦へ向かう真田隊の歌声が明るく元気で、だからこそ泣ける。「やりてえことをやりてえな/人間わずか五十年/てんでカッコよく死にてえな」千秋実の真田幸村も最高。頼りなさそうに見えてめちゃくちゃ出来る男。最後までシリアスにならない。中村錦之助の漫画主人公然とした佇まいも素晴らしいし、渡辺美佐子との恋愛描写も切なくて最高。手を離す瞬間のディティールとかブレッソンかよってくらい美しい。戦中世代の加藤泰が描く戦争。政治の駒にしかならない人間の悲哀。誰かの為でなく自分の為に戦い、そして死にたいと願う者たちの姿。それに対する佐藤慶の存在感よ。冷酷な男でありながら、非常に複雑な存在。大坂冬の陣から夏の陣までの休戦状態下でしびれを切らし、豊臣軍みんなでダンスパーティーを開く場面と、人知れず殺し合いを繰り広げる猿飛佐助と服部半蔵という構図が良い。佐助と半蔵がいつしか兵士として戦争に消費される虚しさを達観しながら共有するのも良い。戦いを通して生の実感を見出せる唯一の相手。生きるって事は何かを突き付ける台詞の数々。ほぼ全ての台詞がカッコいい。ラストで生きる意味を振り絞る姿も切なくて、その後の空撮も完璧。
素晴らしい、とにかく素晴らしい。一緒に躍るための映画。雪につく足跡だけで心が躍る👣真田幸村の最期をあなたにも観せたい。
真田十勇士の話。60年代安保世代への共感を示した戯曲の映画化で、若者が主人公の青春映画。当時の若者のバイブル的な作品だったらしい。

猿飛佐助が超能力者で、ミュージカル調な場面があったり、敵と戦う場面が黒バックのイメージカットみたいだったりと、ボップで楽しい時代劇だと思うけど、時の流れのせいか、内容が監督に合ってないのか、珍品に見える。

いつもの加藤泰的な映像と、シリアスな侍の場面、大きな大阪城のセットなどは素晴らしい。加藤泰はカメラを動かさないと言われるけど、カメラの横移動やズームやパンもやっている。

「映画監督 加藤泰 情念の横溢」
Yasu

Yasuの感想・評価

3.2
ファンタジック真田十勇士

幼少期に隕石の放射能を浴びて、超能力を得た猿飛佐助…。
萬屋錦之介がやってなかったら持たなかったか?

ミッキー・カーチスは本当こう言う役似合うな。
全体的にもっと暴れて欲しかったな。少し冗長かも。

ラストの空撮は良い。
ri2

ri2の感想・評価

2.5
思ったより舞台風な映画。
そしてこの時代より昔の映画より、すごく昔を感じる(時代遅れという意)
変な映画ですよ。隕石が落ちてきて幼い頃の猿飛佐助が隕石から放たれる放射能を浴びてしまい、それ以降特殊技能が身につきますが、ちゃんと歴史通り夏の陣で敗れます。歴史改変しないSFです。ノリは喜八の『ジャズ大名』みたいです。ギター弾きながら戦に出ます。
堊

堊の感想・評価

4.1
「思ってたんですよ、いっぺん何かのために思い切り命をかけてみたいって
そうすれば生きてる意味がわかるんじゃないかって」
最強の超能力者が、同じ最強の超能力者に出会って人生の意味を実感するブチ上がる話。
「誰に頼まれたわけではない、俺は俺のために戦っているんだ」

金が無茶苦茶かかっている。水木襄って俳優をこの映画で知ったが、顔力すご。
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