このレビューはネタバレを含みます
小津安二郎監督作品といえば白黒映画の印象が強いが、カラー作品も非常に色使いが鮮やかだ。
監督の遺作となったこの映画。集大成ともいえる作品だが、テーマはやはり監督がこれまでも描き続けてきた娘を嫁に出す…
初小津安二郎。
内容と全く関係ないタイトルがカッコいい。
今ではあり得ない女性の扱いが気になったけど、昭和感が心地よかった。
「ミッドナイトインパリ」でも言ってたけど、
実際は今の時代が一番良い…
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「娘なんて育て甲斐がない。」
愛情を持って育てた子もいずれ自分の元から離れていってしまうんですがら、親って寂しいもんですね。誰もが抱えている将来の孤独への不安・寂しさを、様々な家庭を通してみせてくれ…
「PERFECT DAYS」の余韻をかなりひきずってたので、このタイミング!と小津作品。役所広司の役の人が平山さんなのは、この作品の笠智衆の役が平山さんだから?居酒屋で野球中継が映るのも、この映画へ…
>>続きを読む家族みんながお互いのことを思って行動しても、すれ違い最後は孤独になり、笠智衆の女性のいなくなった家で1人寂しく軍歌を歌う姿が印象的だった。日常は少しづつ積み重なっていき、ふと後ろを振り向くとこんなに…
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