夢を見ている。美しい画に音に、美しい父の姿。いくら父でも、私の前の父でしかない。けれど、それ以外の父を思い出す必要もないと、心のどこかが戸を閉める。
夢を見ている。忘れられないあの人が生きていた、…
父子のいい話でした。
セリフがやや聞き取りにくいのでイヤホン視聴推奨。
この頃の人たちは言葉遣いと所作が整ってて格好いいね。
まあ出てくる人みんな真面目な身分だったことも大いに関係あるんだろうけど…
涙涙涙
愛だ〜〜とともに戦争の影が色濃くて、大人になった良平がぼうずになってたところでいろいろ察して辛くなった。
(戦争に関するセリフ、「甲種検査」とかが結構カットされてるから、事前知識があれば察…
釣竿を投げる反復から、宿舎へ行くことを告げられた息子の逸脱。流れに身を任せる父と息子の抗い。
トラウマを抱えた主人公と小津映画における主題たる食べることによる時間的距離的移動がそれらを跨ぐモンタ…
「楽しみにして出かけた子どもが、三日目には冷たくなって帰ってくるなんて…それもちゃんと付き添いの教師がついての上でだ。親としては全くたまらんよ」というセリフをはじめ、随所にすごく反戦を感じた。
た…
1942年 小津安二郎監督
私も頑張るからあなたもしっかりやりなさい。大いにやろうじゃないか。そんなセリフがあって自分に言われたようでうれしくなる。
父と旅館で酒を酌み交わすなんて、やってみたかった…
このレビューはネタバレを含みます
2024年 282本目
・責任感が強く、息子を想うからこその厳しい一面もあり、優しさと愛にあふれる周平。当時30代の笠智衆、すでに貫禄十分。どしっとした威厳のある自分の憧れの父親像を体現してくれる…
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