題材は父と子。
「共に暮らす事、別れて暮らす事」に焦点を当てて、父と子の愛が描かれる。
仕事についての父の説教は素晴らしかった。
日本人の教科書みたいな映画ですわ!
台詞は3割くらいしか聞き取れな…
主語が大きくて申し訳ないが、日本人の父親というのは母親と比べて懐かれていないパターンが多いと思う。だから大人になっても父と暮らしたがる息子と、それに反対されても反論しない心理があまり理解できなかった…
>>続きを読む 小津安二郎唯一の戦時中作品。脚本自体は日中戦争で召集される直前の1937年に仕上がっていたもので、一旦日本へ復員した後の1941年に撮影が始められたとのこと。撮影途中に太平洋戦争が勃発した。
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戦中につくられた本作は家父長制が色濃く映し出されるも(伝統的じゃない)家族という生活を欲する息子となんとか学業に励んでもらいたい父親の愚直な姿がハラスメントでない情感として描かれる。それが父子の川釣…
>>続きを読む大戦前の作品。
デジタル化した元のフィルムの状態が劣悪で、音声画質共にノイズがひどくて見るに耐えない。
最近ロシアで発見されたフィルムなどから失われたシーンを追加して、4Kリストアされたそうなの…
戦時中に公開された小津安二郎による父子家庭における父と息子の関係を2つの年代で描いたドラマ。
前半は教職を辞した父が中学生の息子を田舎に置いて離れて暮らし始めるまでを、後半では立派に成長し教職に就い…
【若かれし頃の笠智衆】
小津安二郎映画。妻を失い、教え子を失った父が学校を辞職する話。釣りの場面をはじめ、翳りがなさそうな空間を捉えながら、辛いことが発生させていく。「おじいさん」のイメージが強い笠…
戦時中の日本映画を見るのは初めて。
物語そのものはシンプルだけど時代の違いを感じた。
でも、小津安二郎作品を今まで見た中でいちばん音声が聞き取りにくく半分くらいは雰囲気で見た感じになってしまった。…
1942年製作の映画。戦時中唯一の小津安二郎監督作品。
周平は妻に先立たれ、息子良平と二人暮らしの教師。修学旅行の事故で児童に死者が出てしまい、その責任を取って教師を辞めるが、良平を進学させるため…
松竹株式会社