麦秋の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『麦秋』に投稿された感想・評価

相変わらず、娘を嫁に出す話。
作品中ずっと映し出されているカゴの中の鳥

麦秋とは初夏の季節のこと。夏の季語。麦にとっては刈り取りの季節で、穂に実がなっている状態。野田高梧との共同脚本。49年 晩春…

>>続きを読む

気まずいお茶漬け映画ランキング第1位

北鎌倉で暮らす間宮家では、適齢期を過ぎた娘、し紀子の結婚問題が大きな議題となっていた。当の紀子は大手の会社で秘書として働き、のんきに独身生活を楽しんでいる様子…

>>続きを読む
hide
4.1

戦後昭和の原風景。大きなことは何も起きない。それでも惹きつけられるのは何故か。人を丁寧に描いているからなのだと思う。結婚がいいかどうかはこの時代の価値観として、人との優しく思いやれる関係こそが人の幸…

>>続きを読む
ぽち
4.4

素晴らしい。ため息が出てしまう。

もちろん時代の変化による倫理観の違いや、コメディ色の古さなど問題点はあるのだが、そんなものまったく気にならないほどの素晴らしい内容で、小津の力量がハッキリと分かる…

>>続きを読む
小津作品まだ4作目で自分自身若干30歳だけど、娘を嫁に出す心構えできつつある
過去記録
会話が面白い

家族という地獄、婚姻という地獄。

結婚こそが至上の幸せであり、未婚者はならず者であり、結婚に際する取り決めは当事者の意思と無関係に進むのが当たり前。そんな価値観をベースとして人物は動き、物語は進ん…

>>続きを読む
ケーキは、贅沢品で大奮発!

結婚したら、もう買ったりできないのよーと戒める義姉の温かい励ましが好き

あなたにおすすめの記事