相変わらず、娘を嫁に出す話。
作品中ずっと映し出されているカゴの中の鳥
麦秋とは初夏の季節のこと。夏の季語。麦にとっては刈り取りの季節で、穂に実がなっている状態。野田高梧との共同脚本。49年 晩春…
家族という地獄、婚姻という地獄。
結婚こそが至上の幸せであり、未婚者はならず者であり、結婚に際する取り決めは当事者の意思と無関係に進むのが当たり前。そんな価値観をベースとして人物は動き、物語は進ん…
この時代のどの家庭でもあったことだし、描いているのは日常なんだけどなぜか重心がしっかりしているような、芯のある物語。それは各々が自分の考えを持ちながらも家族を思い、感情を滲ませているからだろうか。
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