神代辰巳のデビュー作にして、彼のスタイル(長回し、アフレコ感満載のセリフ、アドリブっぽいやりとり)がすでに完成している。でも登場人物に神代の世界観を理解する役者がいないため登場人物に魅力がなく、映画…
>>続きを読むシネスコサイズの伸びやかなロングショットを織り交ぜたカット構成と、威勢のいい関西弁の応酬と共にテキパキ展開していく(特に前半は)テンポが気持ち良い。
劇伴が台詞に合わせてブツ切れになったりするのは和…
神代辰巳監督『かぶりつき人生』
くだらないギャグも、コテコテの関西弁の母娘のやりとりも良いのに、家出してからそれがなくなる。
セックスシーンは意外と短め。
時々文芸作品ぽくもあり、映画の方向性…
神代辰巳のデビュー作。
"軽蔑"という単語が出てくることからも明らかなようにゴダールの影響を感じる。さらに言うなら女性と性産業という視点もゴダール(のたとえば『女と男のいる舗道』)に通じている。
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このレビューはネタバレを含みます
70点
♫ラ~イャダーダ~
♫男は男~女は女~皆んなはみんな~
『かぶりつき人生』
終着駅敦賀駅のホーム。
到着した汽車から下車した洋子。
出迎える母笑子は新しい旦那が経営する旅館で働かせよ…