長い灰色の線に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『長い灰色の線』に投稿された感想・評価

ダオ
4.3

1955年にアメリカでつくられたジョン・フォード監督作品。陸軍士官学校で体育教官を50年間勤めてきたマーティ・マー軍曹は退職の勧告に納得がいかず旧友である大統領に撤回を頼みに行くと……。

タイトル…

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4.2

陸軍士官学校の教員として50年間勤め上げた男の回顧録。ジョン・フォード監督作。

タイトルが意味するのは制服を着た士官候補生の隊列のことであるとすぐに示される。
整った隊列と胸躍る行進曲の組み合せ。…

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バリバリの戦争映画かと思ったら違った。
序盤、軽いタッチのコメディ展開で油断させといてからの中盤からラスト。

優しい映画。

老け演技、うまい。自然。
前半部のコメディタッチを見て「えっ? これ、ジョン=フォード監督作なの?」と疑ってしまったが、後半部の安定的な演出は「さすが、ジョン=フォード監督!」と思わさせてくれた。

あんなに皿割ってたヤツがこんなに立派になって・・・というだけで感動するのに、終盤の「メリークリスマス」で泣いてしまう。
もう会えないと思っていた、向き合う機会も無いと思っていたヤツともう一度逢えるあ…

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4.7

ジョン・フォード監督作品なので、
実に骨太。実にヒューマン。

カメラをどっしり構えて主人公の生き様を映し出す。
応えて、タイロン・パワーさん、
モーリン・オハラさんらの演技も骨太。
ところどころに…

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かのアイゼンハワーやマッカーサーを輩出した陸軍士官学校。
そこの教官ではなく、補助員みたいな人の実話。
だからとてつもない名門校を普通の視点で描くことができた。
国家と個人の最大の関わりである戦争、…

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4.3

毎年、Xmas🎁になるとこの映画を思い出す。ジョン・フォード監督の士官学校を舞台にしたヒューマン・ドラマ。

主演のタイロン・パワーが律儀な軍人で誰からも愛される父っつぁん像を体現していて何より。奥…

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昼
5.0
モーリン・オハラはドアの向こう側で死ぬ、タイロン・パワーが透明なガラス戸を開けてオハラに寄り添う。それがこちらからも見える
方眼
4.2

1955年”The Long Gray Line”。ウェスト・ポイント士官学校に勤務したマーティ・マーの伝記。陸軍士官学校、校舎入口は切り取り画面とロングの隊列の組み合わせ。同じく食堂もロング、静か…

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