画角を決めるイーゼルは映像の中のフレームと一体となった完璧な構図を生む。英国貴族のプライドと戯れが庭園の美しさに溶け込み映像のハーモニーを産んでいる。
独特の横移動のカメラワークや映像美と舞台劇風の…
圧巻の映像美。
美しいけど気色悪くて、上品だけど下品だった。
実際に17世紀には、彫像の代わりに人を使う貴族の遊びがあったんだとか。
英国上流階級って怖い。
神話の引用など含蓄に富む台詞が多かった…
・契約における女性の「イエス」はそのまんまに取っちゃダメよ〜ってことかなぁ。ヴァージニアが「この契約、やっぱりやめましょう」と持ちかけてきた時点で手を引くべきだった!
・貴族たちが男性も女性もフリ…
画家出身の監督ピーター・グリーナウェイによる、画家を主人公にした12枚の絵にまつわる殺人事件。ジャック・タチ風のコミカルさと画角内にきちんと整理されたオブジェクトが目に心地いい。
2025/08/…
昔見た。
最も美しい映画の一つではあると思うが、本作をめちゃくちゃ好きにはなれない理由として、グリーナウェイと単純に馬が合わないという説明が一番しっくり来てしまうのが悔しい。
自分にとって、一時期は…
17世紀末、英国南部の貴族のお屋敷が舞台
建物、庭園、衣装、音楽が良かったです
若き画家が庭園屋敷の風景画を12枚描いてほしいと言われ、契約する
ちょっとわからないところもあるのだけれど…
【あらすじ】
17世紀末イングランド。大地主ハーバート氏の屋敷へ招かれた画家ネヴィルは、夫人のヴァージニアから12枚の絵を描くことを依頼される。ネヴィルは快楽を条件に依頼を引き受けるが、彼の描こうと…