孤高の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『孤高』に投稿された感想・評価

河
4.4

ポートレート集、サイレント 適切な位置にカメラを置けば感情を捉えることができるっていう、ユスターシュとかこの人の後期の作品の方法論に繋がるものがある一方で、後期の作品ほど厳格ではなくて幻想的な雰囲気…

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80分無音のコンセプチュアルな作品。

音も物語もなく女優達の表情や感情をクローズアップした断片的なショットの羅列が映されており、非言語的な運動を受容する事で観客は被写体に対して形容する事のできない…

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過去鑑賞作品
ノノ
3.9

音量壊れたのかと思ったらまさかの80分無音。字幕もなし。ほぼ顔のクロースアップで構成された無音のポートレートを永遠に眺める、家にある振り子時計の音が大きく脳内に響いて気持ちいい時間だった。
笑う、泣…

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RIO
3.6

80分間の無音 何の音もない時間は恐ろしい忍耐力を問われます

出演しているジーン・セバーグとニコにティナ・オーモン
35㎜ フィックスされたカメラの向こうから見つめられる

この映画に彼女*ジーン…

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S
4.0
『処女の寝台』に引き続きティナ・オーモンの色気と艶かしさ健在。ガレルがジーン・セバーグのために作った映画というだけあって人生ベストで美しいジーン・セバーグの姿を観た気がする。
Chii
5.0
ごめんね。
DW
5.0

■愛する人をモノクロ、しかも無声でひたすら撮り続けた80分。
彼女たちのまばたきや視線、しぐさを観ていれば、なぜフィリップ・ガレルがここからセリフ、音すらも抜いてしまったのかなんとなく理解できる。

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ミリ
-
ニコもセバーグもティナオーモンもめちゃくちゃラフな美しさがある。とくにセバーグの柔らかさに涙。ティナオーモンもたった60歳で亡くなっていて、フィリップガレルは死にゆく美女たちの影を一身に背負っている。
ニコとジーンセバーグをひたすら愛でるための映画。

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