テーマは「国際金融資本VS世界中の庶民」
日本的経営の再認識、「家族的な職場」を理想とする日本的な「愛社精神」の再認識、といった部分については、他のレビューに豊富に書かれていそうなので割愛します…
現代で言うところの池井戸潤風企業ドラマ。
時は90年代。貧困問題、労働問題、セクハラ訴訟、大手投資会社の乗っ取り等次々に難題が襲い掛かるアメリカ食品業界を日本のカップラーメン会社の特に何の切り札も…
米国を舞台とした、いかにも日本的な映画
ある程度は実話ベースのようだが、実際にあのようなでっち上げセクハラや会社分裂目的のユニオン結成を仕掛けられたら、あんな内々穏便に済ませることができるだろうと…
このレビューはネタバレを含みます
起承転結がハッキリしてて、ベタかもしれないけど、「日本企業、頑張れ!」と素直に応援してしまいました。
海外進出って、こんな苦労があるんですね。色んな担当者の仕事の内容なども、分かりやすく見せていまし…