このレビューはネタバレを含みます
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ネオ・ノワール?これは現代の怪談。夢、幻と戯れる幻想譚。この時代の冷たく澄んだ空気感が何物にも代えがたい。これは葬儀の大きな祭壇の前の村木から始まる映画、誰かの死から始まる物語。行方(なめかた)の店…
>>続きを読む投げつけられる薔薇の花束に仙道も冷静になっちゃうシーンが良い。
「死んでもいい」でも思ったんだけど、登場人物の誰に対しても嫌悪感なく観られるのは監督の愛ゆえなのかな。
名美の部屋に飾られていた絵が印…
映画館で再見。絶命してから恒例の「魂主観ショット」で村木の家に辿り着いた名美は、死してやっと意中の男と結ばれた……ようにも受け取れるが、本当にそうだろうか?「電話口の声が優しかった」とは言うが、腐れ…
>>続きを読むエロスとタナトスを寸分の狂いもなく具現化した艶やかな石井隆劇場に猛烈に惹きつけられる。東京の影から逃れられないフィルムノワールで、全てが脆くも美しく、暴力により清算されていく。遣る瀬無い世界の狭間で…
>>続きを読むホテルとかアパートのシーンがずっとデヴィッド・リンチ的に湿っぽくてこういうのその場所その年代を過ごした人しか分かりえないな。名美と根津甚八の関係性がめっちゃどうしようもない感じで、しかもそれ明かす時…
>>続きを読むタイトルや冒頭のシーンなどから私はとんでもない映画を観にきてしまったのかもしれないと身構えていたが、全く違うベクトルでとんでもない映画だった。何語かもわからなかったのにte quiero mucho…
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