ブレッソンの作品で題材的にも映像的にも最も美しいであろう映画の一つ。
スリや脱獄、哀れなロバを描いたモノクロの作品も素晴らしいけど、やはり切ない恋模様を色彩豊かに侘しく映したこの作品こそ特に至高な…
人間のややこしさやめんどくささを丁寧に表現するフランス映画好き
マルトはまぁまぁわかるけど、ジャックはオリジナリティのあるイカれ具合でおもしろかった。
ふたりとも自己投影を恋とか愛とかの感情と錯覚し…
ロベール・ブレッソンについては、いつか僕なりに向き合っておこうと思いながらも、いつしかイマヌエル・カント(1724-1804年)の唱えた「物自体」のような存在となっていた経緯がある。ブレッソンという…
>>続きを読むロベールプレッソンが撮る洗練の極みのようなミニマムな映像が好き。
言葉少なで、無表情な人物たち。冷たい静けさ。
1970年代の雑多なムードの街をロベールプレッソンのフィルターを通すとこんなになる…