人間のややこしさやめんどくささを丁寧に表現するフランス映画好き
マルトはまぁまぁわかるけど、ジャックはオリジナリティのあるイカれ具合でおもしろかった。
ふたりとも自己投影を恋とか愛とかの感情と錯覚し…
ロベール・ブレッソンについては、いつか僕なりに向き合っておこうと思いながらも、いつしかイマヌエル・カント(1724-1804年)の唱えた「物自体」のような存在となっていた経緯がある。ブレッソンという…
>>続きを読むロベールプレッソンが撮る洗練の極みのようなミニマムな映像が好き。
言葉少なで、無表情な人物たち。冷たい静けさ。
1970年代の雑多なムードの街をロベールプレッソンのフィルターを通すとこんなになる…
かなり大胆な現代翻案だと思う。台詞(テキスト)の余白をベタベタとした身体接触で埋めつくし、普段はカットで分断するところを顔と身体に触れる手つきが連動している。接吻からティルトダウンして愛撫を見せるシ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ずっと観たいと思っていてやっと観れた。
街の至る所で路上ライブをしていたのが印象的で、どのシーンもすごくよかった。船のシーンも。
いつかポンヌフの橋見に行きたい。
映画とは関係ないけど、久しぶりに…
"なぜ、あなたをとても好きなのか分かる? 私に恋してないからよ"
パリ版ドストエフスキー║白夜。
必要なのは生涯にわたる愛か、それとも生涯にわたる痛みか。ミニマルで美しい撮影技術を伴う崇高な芸術作品…
このレビューはネタバレを含みます
4kのつもりが35mmフィルム版だった◎
actorをmodelと呼ぶシネマトグラフという絵画のような映画の制作方法は色彩への徹底さもあってフランス版小津安二郎みたい。ずっと激しく情緒的だけど。
直…