世界初の全篇カラーの実写映画。サッカレーの『虚栄の市』を舞台化した、ベッキーシャープが原作。
赤青黄の三原色を使ったテクニカラー方式の最初の映画で、鑑賞したバージョンも綺麗に修復されたデジタル・マ…
成り上がりの女は「悪女」と言われる。
成り上がるには淑女でいられない。
そうさせたのは時代。
欲望に駆られた女は映画になる。
ベッキーシャープは身近にいたら大変だが、遠くから見る分には面白い存在。…
史上初の長編カラー映画。
カラフルな色をふんだんに使った派手派手しい映画なのかと思いきや、意外としっかりめの普通の映画。
英語音声+英語字幕で観たから正直ストーリーは分からないけど、これが初めて…
こちらは「3色式テクニカラーを用いた最初の長篇作品」とのことでそれが’35年作とは信じがたいほど色彩鮮やかなプリントで観られて嬉しい。主人公ベッキーのパンクな反骨精神が爽快。UCLA映画テレビアーカ…
>>続きを読む三色式テクニカラー初の長編。公開時にカットされたという18分も戻し、確かに美しく復元されていて眼福。
原作の戯曲版の映画化とあって、成り上がりへの批判もコメディタッチの仕上げで、見栄を張って嘘ばかり…
トーキー/カラー(3色法)初期の作品のため、特に前半は舞台的な演出が続く。
中盤のブリュッセルの舞踏会シーンあたりから、映画的な編集とエキストラを駆使した場面も表れ始めるのが、興味深い。
プロダク…