ケン・ローチは資本主義がいかに社会を変容、もとい、侵食してきたかを描いている。いまさらだが最も重要な映画作家の一人だろう。
いじめられてる子供を放置してセックスしてる親は嫌だ。アイドルが隠れて交際…
日藝映画祭。
思ってたより重い話だった。
問題が解決しても、また別のところで。
自由な世界で、自分の幸せを掴もうとしただけだよね。
椅子取りゲームと倫理観。
繰り返されるものごと。みんな幸せでありた…
搾取構造の再生産。
資本主義的な搾取構造の中にある私たちは、皆遠からず他人事ではない。
その社会の中で“女性である”というマイノリティ性と、“イギリスの白人である”という特権のインターセクション。…
主人公に全く感情移入できなかったし、最後の脅しの部分もある意味自業自得だろと思ったけど、逆にこの雰囲気はリアルに感じた。
普通にジェイミー巻き込まれてて可哀想だし、最初から両親に助けを求めていたらこ…
ケン・ローチにしては少し珍しかったかなとも思う。
今回は搾取はされている主人公が搾取から逃れるために、また搾取へと回る話である。
石を投げられるシーンやピザのシーンなどにおいてらカメラは過去の事…
ケン・ローチ=ポール・ラヴァーティの作品。この二人は、どのように脚本を練り上げてゆくのだろう。題材の発案はどちらからなのか。「カルラの歌」から始まったコンビ。シンプルで、深い内容。社会の底辺、労働、…
>>続きを読む息子を育てようとするたくましい母親責任を背負って生きている母
でも、生きるために他人を利用してしまう瞬間があって
そのたびに
これが自由の代償なのかと問いかけられた
社会の構造の中で善悪を超えて…
ケンローチとポールラヴァーティが女性の労働者を主人公にするのはちょっと珍しい気もするけど、容赦なく社会の壁が立ちはだかる。だから余計に震えた。
幸せになるために働いてるはずなのに、全速力で走って幸福…
新自由主義批判
セクハラにぶちギレて会社をクビになり、友達とビジネスを始め、バイクで街を駆け抜けいい男と存分に楽しみ、シングルマザーとして息子を育てる主人公は強くて賢くてかっこいいヒロインだと思う…