ゴダールのマリアの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ゴダールのマリア』に投稿された感想・評価

brian
4.1


【マリアの本】
離婚間際の夫婦とその娘を描いたショートフィルム。
大人の言い分を耳にする娘が可哀想。
何度も聞かされて慣れているのか泣きべそひとつかかない。「エリーゼのために」を鼻歌で堂々と歌う。…

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neroli
4.0

二部構成の映画🎬
 
『マリーの本』は、ジャン=リュック・ゴダール監督ではなかった。

作風が全然違うと思った、汗
 
 
 
■マリーの本■ 
 
監督:アンヌ・マリー・ミエヴィル
 
11歳の…

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ニシ
4.8
ミエヴィルのショットに対するスピード感が印象に残る。

マオイズムの代わりに神秘主義をみつけたという批判にどう答えるか?が問題だ

終盤、マリーは神への怒りと苦しみを募らせていく、蠅の音、ソクーロフ!
この画面は、女性の身体がエロティシズムをこえて異常な…

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あ...
3.0
盲腸の手術痕があった
女体、美しい

村上龍とゴダールの対談を読みたかったので、ゴダール観ておこうと。なんとなくこれを選んだ。

どこの国でもどの時代でもカップルの揉め方というのは似ているんだな。にしても、出てくる男が皆メンヘラ的で驚い…

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土星
4.9
美的に完璧な映像がずっと続く
ゴダールは自分の変態ジジイ性にどれくらい自覚的なのか。

ミエヴィルの短編「マリアの本」(28分)に、「ゴダールのマリア」(80分)をセットにした。ミエヴィルは、ひとりの少女の日常を詩的に描いたもの。「ゴダールのマリア」は、天使ガブリエルから、近く身ごもる…

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木々や水辺のつくる紋様、風の音とか空の間隙が差し挟まれるたび安心する。都市でない場所、人為的でない自然を(モンタージュされることで人為的になってしまうとしても)好きと思う。

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