冷たい雨に撃て、約束の銃弾をの作品情報・感想・評価

「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」に投稿された感想・評価

nancy

nancyの感想・評価

3.4
かつて闇の世界を生き抜いた、フランス男の復讐物語。
自身も凄腕だが身体に残る弾の影響もあり、想いを遂げることは3人の殺し屋に託すことを選択。
4人が徐々に心を通わせていく様はワクワクするし、空気感はハードボイルドでかっこいい

あと邦題は厨二心をくすぐられてよいね
マカオ&香港を舞台にしたフィルムノワール、娘夫婦、孫を殺したマフィア組織への復讐劇。フランスからやって来たレストランオーナーで元は殺し屋稼業もしていた娘の父コステロ、これを伝説の仏ロックミュージシャン・J.アリディが熱演。殺し屋3人に全財産を投げ売って依頼、襲撃したヒットマン3人組を割り出して復讐遂げるが依頼者は自分が雇った殺し屋と同じ組織のボスだった事が判明。会計士の娘の夫が組織の不正を告発しようとした為、夫婦殺害を指示、顔を見られた孫も始末したのだ。手下を殺したコステロたちがボスから狙われることに…。しかもコステロは昔の弾痕が脳内に残っていて徐々に記憶が薄れる障害あり、自分が何のために復讐してるのか、大元の悪人ボスは誰なのかも判別つかなくなっているというシュールな展開が過ぎて笑いたくなる。懐かしアリディも今は亡き人、観終わって懐かしヒット曲〝ク・ジュテーム〟をしんみり聴き直しました。
やはり、ジョニートー作品の中でもかなり好きだ、、。アクションは勿論良いが、彼らの友情が素晴らしい。『レ・フレール』良い言葉だし、劇中の彼らにピッタリな言葉だ。。
Riyose

Riyoseの感想・評価

3.0
香港版『プロフェッショナル 仕事の流儀』。
当初はフランス人役にアランドロンを予定していたとかで、それが実現していれば…と思わずにはいられない😭
そしてそして、劇中登場のあのコルトのダブルイーグルはなななんと!ドロン本人からアリディへの贈呈品だそうで、それだけであの銃の重みが分かる。
なのでもっと大切に撃ってほしい、てか外しすぎな。座ってるやつにも当てられないってサバゲーですら、皆無ぞ!
で、記憶のない復讐に意味はあるか?とかなんとか。率直に言えばないですね。みんな無駄死にしとるね。あるとすればプロの意識だけ、だからそれを貫いたアンソニーウォンが良かった。
AKとAUGもあるのに拳銃にこだわるのもなんか、良かった。
時折り訪れる1人香港映画祭。
フランス人の復讐劇に中国人の殺し屋。
タイトルがかっこよすぎるのでそれだけでスコアは上がる。もちろん中身もかっこよし。
ルネ

ルネの感想・評価

3.0
マカオ在住の娘一家を殺されたフランス人の初老の男が、殺し屋3名を
雇って復讐する物語。

ハードボイルドな雰囲気でカッコ良く始まってワクワクしたのだが、話が
進むにつれて雑な展開続く・・・。動機とかなんか適当だし、主人公が
記憶を亡くしていくって設定も必要なのかな。

銃撃戦があまりに長いし、弾が全然当たらない。しっかり狙って下さい。 それゆえに緊張感が続かない。
アノ

アノの感想・評価

3.4
発砲して自転車を走らせるの最高。おっさんたちの爽やかな青春取らせたらトーが最強。

ジョニー・アリディがソロになってからは終わりどころをミスってるように思えるのがちと痛い。
足元に死体が転がってるのにサイモン・ヤムが通りすがりの通行人のフリして逃げようとするのはいくら何でも無理があるし。

命からがら闇医者のとこに担ぎ込まれても容赦なく殺されるのは『エグザイル』もか。
♪ 雁字搦めな心の壁が
  何処かで壊れる音がする
  新しい明日はきっと僕に
  優しい顔をするだろう
  冷たい雨のあとで

「継続は力なり」なんて言いますけれども。
同じことを続けられる人を尊敬します。僕は忍耐力がないのか、同じことの繰り返しは飽きてしまうんですよ。保守的な牡牛座のクセに。

だから、たまに変化球を投げたくなる気持ちが分かるのです。周囲が直球を望んでも、それが自分の気持ちと同じかどうか…は別の話。気持ちが乗らなければ、どんな剛速球だって棒球。大切なのは心意気なのです。

そう考えると、本作も仕方ないのでしょう。
男たちの立ち上る香気と友情を描かせたらピカイチのジョニー・トー監督だって、そればかりだと飽きてしまったのかも(調べてみたら監督さんも牡牛座でした)。

それに仁義とか約束とか美意識とか。
そういう大切なものは前半でバチリと押さえていますからね。キャンプ場の場面なんてニヤツキが止まりません。敵も味方も“分かっている”男たち。いやぁ。痺れますな、惚れますな。

だから。だから。だから。
そこからストンと落とされても文句を言ってはいけません。

伏線や布石がないのはズルいとか。
折角、丁寧に積み上げた要素を捨てているとか。展開が唐突過ぎて開いた口が塞がらないとか。自分を大切に出来ない奴に友達を大切に出来るわけがないとか。

呪詛のようにブツブツと呟くのは避けるべき。
「あー。勿体無い。勿体無い」と貧乏性ゆえに呟くのは…うーん。そのくらいなら許してください。お願いします。母ちゃん、堪忍。

まあ、そんなわけで。
邦題のセンスを疑う(字面ではなく中身とのシンクロ度)けども、豪快な変化球と捉えれば、ホームラン(スタンドぎりぎり)になり得る作品。

ちなみに僕が一番好きな場面は主人公たちが食事するところですね。「折角の食材を無駄にするな」という台詞だけで成り立つ“熱量”が格好良かったです。他には、非常階段の場面もシビれましたぞ。
アケオ

アケオの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

タイトルが格好良かったのでDVDを買いましたが、残念ながらタイトルがピークの作品でした。
娘の復讐をするという直球な話なんだけど、主人公は記憶障害を持ってるから他者の手助けが必要で、それでゴロツキ達と手を組むっていう導入の部分は面白いなと思いました。それ以降は特に見どころはなかったです。
20201116家で観賞
復讐は,相手への憎しみの記憶があればこそ成り立つと思うんです。
過去に頭を受けた銃弾が原因で、記憶疾患抱える男にとって、憎しみの記憶が曖昧になった時、果たして男の復讐に意味はあるのか?
そんな疑問を投げかけてくる作品。
>|