レイチェル・ワイズ演じるヒュパティアの立場が徐々に崩れていく様が切ない。
この時代のこの環境で、女の哲学者であるというだけで辿る末路はこうも残酷なのか。
アレクサンドリアの地で、様々な対立構造が浮…
ヒュパティアがどれだけ信心深いユダヤ教徒だったかわからない。だけど、学問だけに身を捧げて、人として弟子を守ったり争いを収めようとした、最も芯を持って生きてた人を最終的にスケープゴートとして生贄にされ…
>>続きを読むローマ帝国末期の4世紀。
エジプトの首都アレクサンドリアでは多くの文献や書物の宝庫である図書館が知の象徴として威容を誇っていた。
図書館の艦長の娘である主人公のヒュパティアも幼き頃から高等教育を受け…
新興宗教時代のキリスト教信者の横暴っぷりが描かれてるんだけど、監督はスペインの方らしい。スペインはキリスト教徒の多い国なので、怒られなかったかなあ。
盲信させようとするときに、知識を奪う(焚書)とい…
アレハンドロ・アメナーバルによる歴史ドラマ。
地動説を証明しようと研究に没頭した実在の天文学者ヒュパティアの運命を描く物語です。
東西分裂前後のローマ帝国が舞台とあって、キリスト教が世の中の絶対的な…
いつの時代も宗教は争いの種。
ほんと宗教ほど手のつけられないものは無い。
一度、信心をしてしまえば信じないことは悪だと思い込み、自主的な自分の考えや疑問さえも封じ込め、物事の正当性まで純粋にあら…
古代ローマの図書館戦争。
哲学者であり天文学者であり数学者でもある美しき女性ヒュパティアは宇宙の謎を解き明かす研究に情熱を注いでいたが、そんな彼女をキリスト教と異教徒による宗教間の争いが邪魔を…