アレクサンドリアの作品情報・感想・評価・動画配信

「アレクサンドリア」に投稿された感想・評価

yuko0925

yuko0925の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな映画観たら宗教嫌いに拍車がかかる。
あの奴隷の存在がイマイチ中途半端な気がする。最後助けるんじゃないんかい!って突っ込んだわ。
セットとかエキストラとかすごいけど、なんか全てが中途半端で冷めた感じで見てしまった。
MayumiM

MayumiMの感想・評価

3.3
日本(当時でいうトコロの倭国)はロクな記録がないために空白の4世紀と称されてるようですが、西暦4年のエジプトの小都市では宗教戦争によって女性哲学者が惨殺されるという事件が起こってたんですねェ。恐いですねェ。
そんな時代の悲劇を一身に背負った女性の姿を、彼女を恋い慕い、また崇敬する男達の目を通して描いた辺りが情熱の国スペインらしくて素晴らしい。素晴らしいんだけど、そこに描写を頼り過ぎてしまった気もしないではないのは……イヤまァ、仕方ないのかもしれないけど。
ともあれ、宇宙の運行の雄大さに比べたら人間とは何とも矮小な……という感慨が滲み出てくるそんな一作。そんな一作なんだけど、そういう時代とはいえ学問バカなヒュパティアに自業自得感しか残らないのは残念。
やりすぎでは。史劇としてのスケールと作り込みはあるものの、あまりにも色々なことを描こうとしてしまい、全体として何がやりたかったのかよくわからなくなっている。

【以下、ネタバレ】
劇中にもあったとおり、ヒュパティアの著作はほとんど残されておらず、彼女が何を考えていたのかはよくわからない。だったらケプラーの発見を先取りしていてもいいだろ、ということのようなのだが、それはちょっと持ち上げすぎではないか。あと、アレクサンドリア図書館の破壊は古代のキリスト教における負の歴史の一部だと思うけど、果たしてそれを現代風の宗教対立っぽく描く必要があったのかな。アレクサンドリアはキリスト教にとっても重要な歴史的文書が多く作られた場所なので、哲学と宗教の衝突みたいな単純な構図にしてはいけないだろう。描かれていること自体は事実だったのかもしれないけど、描き方には違和感を覚えた。
宗教が混沌としていた紀元4世紀末のアレキサンドリアを舞台に、哲学と自然科学、主に天文学に生涯を捧げた主人公が宗教によって命を奪われるまでを描いた物語。ガリレオの時代でも宗教裁判にかけられるほど、天動説は絶対だった、信教の自由何てあり得ない世界出の出来事だが、現代に至るまで、こんな大きな対立があったこと、覚えておきたい。この時代背景の作品はあまり見かけないだけに貴重です。
この映画はまず、宗教間の違いとでもいうか、正直日本人感覚ではあんまり感情移入が出来ないとでもいうか、一体この人たちは何と戦っているのだ!?みたいな感じに受け取れるかもしれませんが、あちらの人は宗教と生活をいつもともにしてきたのも事実なわけで、そういう既成概念を外せばドラマ自体はわりとわかりやすく作成されていて面白いです。大袈裟な演出はありませんが、変にお涙頂戴系演出はないので気楽に鑑賞できるかと思います。前半は宗教対立、後半は地動説がどうとかいう話です。まあしかし、実際に地動説が認められるまで、この時から1200年の歳月が必要だった、逆に言えばそんな昔に天動説を否定する発想があったのはすごいものです。
banana

bananaの感想・評価

3.9
レイチェル・ワイズが大好きで見た映画。やっぱり美人。聡明な美しさが役柄とぴったりだった。キリスト教を中心とした宗教からくる争いを描いており、戦争の動機や大衆心理について考えさせられた。
yukoyuko

yukoyukoの感想・評価

4.0
レイチェルワイズが美しい。オスカーアイザックもいい!宗教で争いが起き、人が殺され、建物や重要な書物が人の手によって破壊される。人間とは愚かなものだなと思う。そんな中自分の信念を強く持ち、突き進んでいく女性の強くて美しいこと!
ちょっとしたボタンのかけ違いで差が埋められなくなる。
レイチェル・ワイズが美しい。
また、医学の発展はすごいと感じた。改めて感謝です。
Mana

Manaの感想・評価

4.0
取り扱ってるテーマが私好みなので、純粋に映画としての評価に若干甘めに星つけてるかも
でも、とても良かったと思う

最近、アレクシアスをきっかけにビザンツ帝国の本を読んでるので映画も探してみたら全然なくてびっくりした。ビザンツ帝国の映画は本当に全然ない。
需要がないのかな。オスマン帝国ものはトルコが作るし、ローマ帝国は欧米でたくさん作られてる印象。ビザンツ帝国の後継っていないイメージだし、作る人がいないのかとがっかり。

本作は東西ローマ帝国の分裂時代だから一応ビザンツ帝国の定義にも引っかかるみたいだけど、時代的にも地理的にもビザンツ要素は皆無。長官がコンスタンティノープルで洗礼を受けたって言ってるところくらいかな?
でも、それはそれとして映画はとても面白かった。キリスト教が帝国で公認されてからしばらく経って、それまでの異教徒知識人たちが追いやられていく時代。正直、これを見るとキリスト教徒の印象は最悪だけど、ただキリスト教が悪いというより、人間がどうしようもないような気もする。異教徒知識人たちも決して清廉潔白ではないし。

しかし、異教徒知識人たちの知識レベルとキリスト教徒の無知さを見ると悲しくなるのは事実。せっかくの人類の叡智がこうやって無に却ってしまうのかと、情けなくなる。
キリスト教の何が問題かって、疑問や疑いを持たないことなのかなと思った。個人的に面白かったのは、ヒュパティアたちも神の存在は信じてるってところ。どこまで純粋に信仰してるかは別として、この世界も物理法則も神が作ったと思っている。それを、どのような原理になっているのかを解き明かそうとしているから、科学と信仰は矛盾しない。テッド・チャンのオムファロスの世界みたい。

同じように神を信仰していても、どうなっているんだろうという疑問や疑いを持つヒュパティアと、神や聖書の言葉をただ信じるだけというキリスト教徒の違いかなと思った。 
【★★★☆☆ 面白い】
アレクサンドリア図書館の学者ヒュパティアの物語。
キリスト教により迫害の末、殺された女性をレイチェル・ワイズが体当たりで演じる。
サイドの男二人も良いが…、報われない。
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