家路に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『家路』に投稿された感想・評価

沈黙は時には台詞以上のことを語るんだなと気づかせてくれる。何かを挟んで撮るという間接的な表現がよかった。

この映画で描かれる「老いの狼狽」は「若気の至り」に対して優位に立つ残酷さに満ちております。   マノエル・デ・オリヴェイラ「家路」

定年や引退と無縁の仕事を続けてきた私自身、この映画のミッシェル・…

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htm

htmの感想・評価

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日没の瞬間に電気が必要になるくらさを当たり前に写すえが好きだ美しいとかに勝る気がするから マルメロの陽光を思い出した
夢里村

夢里村の感想・評価

3.5
窓が尊い。家の中の陰の色が冴えすぎ。
夜中遊園地も存分。
「道」とは希望、出発、再開の表象であるはずが、そしてこの主人公にとっては自由に歩いていけるにも拘らず、悲しさしか生まなかった。
aaabb

aaabbの感想・評価

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悲劇のあとは、主人公をガラス越しとか、雑踏越しとか、とにかく何か越しにとる。
靴を買うことで直接撮られるようになるが、その靴も強盗にとられてしまう。
Le Figaroを読む人とliberation…

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mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.0

2016/3/3鑑賞(鑑賞メーターより転載)
「ロシュフォール」「昼顔」に続く久々のミシェル・ピコリ御大とドヌーヴの競演...と思いきやドヌーヴが出てくるのはほんの一瞬で騙された感がなくはない(笑)…

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いつもの気さくで優しいじいじが、若返りのメークを施されて仕事モードになったものの、"耄碌"を絵に描いたような老いさらばえ状態で「家路に着く」時、孫はその哀れな姿を目にしてしまう。

日常と非日常のシ…

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なか

なかの感想・評価

4.3
家族を亡くしたお年寄り舞台俳優の日常

ひとりでコーヒーを飲みに行ったり、孫と遊んだり、仕事に行ったり…。何も起こらない中でもどこかさみしさが滲み出てる。

何もかも好みの映画でした。

ガラスや、舞台袖などを使って、無声シーンを意図的につくってる。特にガラス越しのシーンはかなり多い。
また見えない場所と見える場所を明確に分けている。見えていない場所もまたあるというように、空間をつく…

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suke18

suke18の感想・評価

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開始早々なんだっけと思ってたら、『瀕死の王様』だった。ここ最近映画のなかでイヨネスコ遭遇率高い

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