見慣れぬ場所で目を覚ます朝の爽快感はきっとその先にある未知への期待、と思い起こさせる色合い。そうさせない不寛容な現実を切って貼ったエッシャーの滝の様な連なりは、日常から少し入った裏通りを散策する様な…
>>続きを読む前半だらだらみてて、セリジュリの方がおもろいかもとか思ってたら変な陰謀論みたいな双六出てきて、登場人物しかわからん謎ルールのやつ子供の遊びみたいでいいね、と微笑ましくみてたら、最後の方で突如ドラゴン…
>>続きを読む物語を追うほどに、マリーの「閉塞からの逃避」とバチストの「狂おしいまでの自由への求心」がパリの空に消えていく。
その二つがぶつかって火花を散らす瞬間がなんとも切なく、そして美しい。
たとえば、バチス…
©1981 Les Films du losange