ジョセフ・マンキウィッツ監督再び。ラブコメだと観ていたらラストに泣かされました。女性の自立と夢を描いた切なく優しいお話。設定は違うけど、1947年だから戦争未亡人を励ましたのかも。脚本がいい。じわん…
>>続きを読む非常に現代的なテーマが(一抹のビターさも含めて)もう既にキッチリと語られていて驚いた。
それでいてロマコメならではの軽妙さや洒脱さもちゃんと抑えられていて好印象。主人公2人のやり取りを愛でてしまった…
勝手に評価項目↓
エンタメ 3.7
美術 3.5
脚本
・ストーリー 4.1
・キャラクター造形 3.6
音楽 3.6
構図 3.9
メッセージ 3.7
演技3.9
わかりやすいロマンス。
…
このレビューはネタバレを含みます
ジーン・ティアニーが若く美しい未亡人、レックス・ハリスンが幽霊船長役を演じた名匠ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督(「三人の妻への手紙」、「イヴの総て」、「裸足の伯爵夫人」、「野郎どもと女たち」、「…
>>続きを読むこの時代にすでに女性の自立の精神とその困難を描いていたことにかなり驚いた。(そして相変わらず、今の時代での変わってなさにガッカリも…)
映画としての展開はさすがに今のセオリーとはかなり異なるが、少…
ルーシーが夫の死を機に、姑・小姑からの自立宣言とともに開幕するファーストシーンが清々しく、カッコいい。1940年代に、夫やその家族に縛られた生活からの解放を求め、実現させていく女性像のフレッシュさ。…
>>続きを読む登場人物がみんな笑顔で良い。デフォルトで口角が上がっている。
子どもや犬は物語に絡ませず背景でチョロチョロするのみ。というかほぼ1対1の会話しか描かれず、社会性がうっすら希薄なまま進む。幽霊が普通に…
幽霊であるグレッグ船長は自由に動き回り好きな時に暴言を吐く、逆に人間であるルーシーは親戚や恋人に気を遣い、また家にいることに囚われて生きてる。幽霊とのメロドラマって今ではかなりあるけどこの頃はどうだ…
>>続きを読む〜ちょっと奥さん!これって1947年の作品よ!〜
姑や小姑との息苦しい生活から抜け出し、未亡人が引っ越した海辺の家は、船長の幽霊が取り憑いている事故物件。粗野なようでいて実は優しい船乗りと、自分の…