この映画では、羅生門よろしく極限状態で倫理や善悪の境界線が曖昧になり、その人間の信条や本質が見え隠れするのだが。
それはそれとして、主人公のゴーストドッグのプライベートな生活と、仕事人、殺し屋として…
武士道ではなく任侠道。フォレスト・ウィテカーが何発撃たれながらもジョン・トーメイに歩み寄る動きを見ればそれは明らかだが、『藪の中』を渡すことにより時代劇、ギャング映画、殺し屋ものなど他ジャンルへの…
>>続きを読む「武士道」に傾倒する殺し屋の話。
ジム・ジャームッシュ作品はかなり特殊でオシャレでハマリにくいな〜と思っていたが、
初めて彼の作品でおもしろい美しいウワ〜ッ!と惹きつけられた
私の中で彼の作品を楽…
ジム・ジャームッシュ作品にしてはディゾルブやスローモーション、フラッシュバックなどの技法がやたら多く使われているという印象。だからなんだということもないが、『デッドマン』(1995)以前の作風から作…
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