地の果てを行くの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『地の果てを行く』に投稿された感想・評価

冒頭のフィルムノワールから部隊モノへ。こう書くと緩急が凄いと感じるが、それが強引ではなく、そこそこにフラットに、シームレスに繋がっていく。

デュヴィヴィエ監督と主演ジャン・ギャバンのコンビ2作目にして大ヒットとなった作品。脚本は「外人部隊」(1933)「大いなる幻影」(1937)などのシャルル・スパーク。当時のスペイン領モロッコでロケ。…

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たく

たくの感想・評価

3.5

殺人を犯した男が外人部隊に入って地獄のような戦場に身を投じていく話で、若きジャン・ギャバンの我が身を顧みない男臭さがハマってた。彼のジュリアン・デュヴィヴィエ監督作出演は本作がおそらく最初で、このあ…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.8

【1936年キネマ旬報外国映画ベストテン 第5位】
ピエール・マッコルランの小説をジュリアン・デュヴィヴィエ監督が映画化した作品。主演のジャン・ギャバンが原作の映画化権を自ら購入した。『巴里祭』など…

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ルモ

ルモの感想・評価

2.9
何となく上手く生きていきそうな主人公ですが、人生そうそう上手くいきませんね。
ジャンギャバンの映画の中では、今作はそれ程好みではないですが、ラストは好きです。

脚本が1933 年『外人部隊』のシャルル・スパークが絡んでるので内容が似てくるのは必然か。人を殺しモロッコの外人部隊に入隊志願して国外逃亡したきた若かりしJ ・ギャバン、賞金目当てで追ってくる男から…

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ジャン・ギャバン演じるフランス人の男がスペインの外人部隊に入隊するお話です。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。パリの裏町を俯瞰から撮す場面から始まります。冒頭がとても良かった。娼婦の胸に付着した血…

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デュヴィヴィエ監督とジャン、ギャバンのコンビ作。
例によって甘く苦い、作品でした。
外人部隊は、素性の知れない人々の集団だったみたい。
ギャバンはモテますね。
邦題は大袈裟だけど、原題のそっけない「…

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土偶

土偶の感想・評価

3.5

かつての映画界には外人部隊ジャンルがあったのだなとしみじみ。そしてフランスの逃亡者は南へ向かう。(今回の部隊はスペイン)
安定のジャン・ギャバンとルネ・クレールの名作でパリ娘を演じたアナベラが容貌ガ…

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Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

4.0

名匠ジュリアン・デュヴィヴィエ監督とジャン・ギャバンの名コンビによる傑作である。
外人部隊の壮絶な憤死の物語に、サスペンス風味を加えた脚本は正に匠の技。肝心な殺人や戦闘場面を出さずに、観る者の想像に…

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