河内弁が上手いかどうかはわからないが、このテンポでまくしたてながら展開。とても小気味がイイ。全く期待しないで観たのが良かったのか、このどけちな親分を宍戸錠が嬉々として演じている。脚本の笠原良三は、笠…
>>続きを読む◎濃厚河内弁3兄弟の痛快地回りヤクザ出世譚
1964年 102分 モノクロ 日活 シネスコープ
デジタル上映
*画質は悪くもなく良くもなく 終盤で一時中断
生駒山地の西麓、八尾郊外の農村「藪下」…
河内と言えば今東光、今と言えば勝新太郎、田宮二郎の大映「悪名」だったが、前年の山内賢「悪太郎」から派生したのか、娯楽映画何でもござれの舛田利雄監督監督が、日活仕込みのドライで弾けまくったフレッシュな…
>>続きを読む河内の悪童三兄弟。
少年時代からやくざ青年になるまでが、全く日活映画らしくない猥雑なタッチで描かれる。
こういうのは東映や大映『悪名』のお家芸のはずだが、舛田利雄は何でも撮れるなあ。
女房を抱いた…
太鼓台がぶつかる橋の上のシーンいろいろ危なくてヒヤヒヤする。南田洋子がおかみの新地の折鶴の花くじら、げそみそ食べてみたい。実質入婿にさせられるジョー、起き抜け卵四つも飲んだからべっちょないべっちょな…
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