タイトルの意味するところが複層的。そして二項対立の図式は徹底されているという、計算され尽くした構造の映画だなと思いました。
映画史に残る名場面、名セリフも多く、また、まるで阿片窟のような黄金町の様子…
やっぱり黒澤映画って見入ってしまうんだよなぁ、さすがというか
そして黒澤映画には三船敏郎がよく似合う
三船敏郎の男気、風格…かっこいい
天国と地獄、最初は権藤のおかれた立場なのかと思ったけど、あ!…
誘拐事件を通して人間の醜さが浮き彫りになる。
序盤、リビングの置き時計が鳴り、波乱の始まりを告げ、そして最終盤、差し押さえの札を貼られた置き時計が手び鳴り、波乱の終了とともに権藤が全てを失ったことを…
高台の屋敷に住む大手靴会社の重役三船俊郎が風格ある。ワンマンで利己的な人物かと思いきやストーリーが進むにつれ意外な面が出てくる。
毎日お屋敷を遠くから見上げていただけの誘拐犯にはわからない人間性や…
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