シューズ制作一筋で生きてきた男が、いよいよ会社で全権力を握ろうとするその一瞬、ある誘拐事件に巻き込まれてしまう。
身代金を払えば、男の夢は絶たれる。しかし払わないと命を救うことはできない。自身の生…
鉄道(と煙草)好きの友人たちと観たんだけれど、"特急こだま号の五分間"から"終"に至るまで皆でカッコイイ〜と言いまくった。構図も切り替えもすべてカッコイイ。動的なリズムの映像美。モノクロ映画なのに…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
今まで見れてなくてごめんレベルで面白い。
全員のキャラ立ちがすごい。
特にボスや、警部、あるいは江ノ電の音を聞きわける車掌とか。
丘の上で子供がまた急にいなくなっちゃうの、サスペンス的な展開だと思う…
黒澤明が遺した、完璧な構成美
スパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン主演のリメイク版を見る前に、1963年黒澤明監督によるオリジナル版を視聴。
過去、黒澤明監督の生涯を追ったドキュメンタリーの…
なんちゅー完成度の高さ!!
最初から最後までサスペンスとして完璧じゃないの!
物語前半はひたすら一室でドラマが展開するのに、全く飽きさせないし、スリリング!
後半の犯人を追うパートも映像的にも…
[間違われた誘拐を題材にした映画:パート1/5]
「幸福な人を不幸にするのは、不幸な人間にとってはなかなか面白いことですからね。」
この映画は、おそらく今、これまで以上に重要な意味を持つだろう。…
・たぶん30年ぶりくらいに見た
・『パラサイト 半地下の家族』への影響は甚大。「子どもたちの西部劇ごっこ」の元ネタも天国と地獄だったのか
・冒頭の靴を巡るやり取りだけでこれがいつ、どこの、どういった…
【🚃幸福な人を不幸にするのは、不幸な人間にとってはなかなか面白いことですからね。🏭】
僕は小さい頃から見ていた『踊る大捜査線 THE MOVIE』でめちゃくちゃ盛り上がるシーンで、本作のタイトルが…
このレビューはネタバレを含みます
黒澤明の作品で5つ挙げろと言われたら、七人の侍、用心棒、椿三十郎、生きる、そしてこの天国と地獄でしょう。
今見ても抜群に面白いです。しびれました。
原作である「キングの身代金」から拝借しているのは…
©1963 TOHO CO.,LTD.