マフィアの重大な秘密を売ろうとして惨殺された一家から男の子フィル(ジョン・アダムス)を助けた中年女グロリア(ジーナ・ローランズ)。しかし問題の秘密はフィルが持ち出していたことを知ったマフィアは少年を…
>>続きを読む初めて観たのはあれは十九の時だったか。
全然わかっていませんでしたね。
「まあ、よかったけど……」なんて斜に構えちゃってね。タイムマシンがあったら横っ面を叩きに行きたいよ。「てめえにはまだはえーよ…
冒頭からただよう何か起こりそうな予感、このサスペンスが一気にロードストーリーの始まりへ連れていく
人物が複雑なエモーションを持っていて、より人間らしい。そのエモーションが次の行動へと駆り立ててスト…
“あんたは僕のママでパパで家族だ、それに親友だね、恋人でもある””家族がいいね”
フィルの大人ぶるとことか、グロリアの不器用さに多少いらいらしながらも、ラスト5分のフィルの笑顔だけで凄く救われて魅…
少年とグロリアの関係性から目が離せなかった。
グロリアがギャングの偉い人と昔親密な関係だったから(?)、追っ手をやっちまったりしても許されてるにしても、やれるときにやらないし、なんでそんなに許されて…
カサヴェテス一作目。
彼は構図の人である。ショットに何を収めるべきか、どう収めるべきかを綿密に計算している。特に画面の左右どちらに俳優をどう配置するかに強いこだわりを感じる。例えば、冒頭フィルが父親…