【鑑賞メモ】
ガラス窓に反射するライト。
波打つように歪む像。
薄青のワイシャツ。
ベッドシーツ。
映像の作りが良い。
都会的で端正ながら底知れない抑鬱感がにじむ質感。単に寒色強めのグレーディング…
このレビューはネタバレを含みます
依存症になってしまうくらいそれがない世界が辛すぎて目を向けられないから別のものに依存してるわけで、何から目を離してるかははっきりかかれないんだけど
とにかくもうずっとシラフでいらんないってかんじがま…
依存症を描いた作品として演技と演出のクオリティが高かった。
彼らには幼い頃の環境が作り上げた精神的なものに対する根本的な治療が必要であるわけで、仮に今後誰か受け入れてくれる人が現れたところでそれは…
SEX依存症の主人公の果てしない絶望と虚無感を描いたスティーヴ・マックイーン監督の問題作。
恋愛依存症の妹が部屋に転がり込んできてから、一見完璧なエリートサラリーマンの生活が破綻し始める。堕ちていく…
観たあとパッとしない作りの映画にはなっているが、登場人物についてよく考えると面白い映画だと思う。
性行為に依存しすぎて極端に「愛」を求めるが、妹への愛は拒んてしまうという曖昧な矛盾が特徴的だった。
…
「彼、クンニする?」
エリートだが重度のセックス依存の兄。
そこへ男に振られ転がりこんできた恋愛依存の妹。2人が抱える孤独と痛み、空虚感がダイレクトに刺さる。監督得意の長回しと映像美。全ショット最…