このレビューはネタバレを含みます
同い年で同じ人間なのに、生まれた環境や人種が違うだけで人生が大きく変えられてしまう理不尽さ。冒頭のベルリンで車に押し込められていくユダヤ人を横目に、綺麗な格好をした子供達が駆けていくシーンが印象的。…
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子どもの無邪気さと純粋さと、それを許さない環境に大変胸が痛くなる作品だった。
収容されている人たちのことを「いつもパジャマを着ている」と表現したところに全てが現れている。
囚われの身で、死を待つ時…
なんでこの人こんな映画創ったんだろう。
終盤になるにつれて「おおお」「う~ん」とか唸り声をあげてしまった。
主人公には特に何も思わなかった。
父親の行いに対する因果に巻き込まれた感じ。
マルコメ君…
よかった。
子役もよかったし、お母さんが確か『80ミニッツ』の女優さんでやっぱりきれいだった。
最後、嫌な予感がしたけど的中した。あんな幕切れってあまりに悲劇的。
ホロコーストものは結構観てきたが…
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最近、収容所から生還した医師の「夜と霧」を読み、この時代に興味を持って鑑賞。鬱展開だけど完全に没頭。観て良かった。
差別する側、される側それぞれの苦しみや葛藤が、生々しく描かれている。さらに残酷な…